Advanced Wet Laboを開催しました
2022.12.08
令和4年11月19日、当院研修医を対象としたAdvanced Wet Laboを実施し、研修医2年目が4名、研修医1年目が4名の計8名に参加していただきました。
Wet Laboの内容として、①豚の皮膚を使った皮膚縫合、②豚の腸を使った腸管吻合、③エネルギーデバイスを使ったタコの吸盤外しと鶏皮剥離、④腹腔鏡操作キットを使った内視鏡下縫合・結紮、⑤豚の肺を使った肺切除、⑥豚の胆嚢を使った胆嚢摘出、以上の6つのトレーニングを準備し、そのうち3つを選んでトレーニングを行いました。
また、講師として当院外科スタッフが総勢12名で対応し、それぞれ1対1の指導を行いました。
各トレーニング時間は50分ずつでしたが、研修医達は長時間集中力を切らすことなく非常に熱心に取り組んだため、あっという間に時は過ぎ、充実した時間を過ごしてくれました。
より実践に近い経験をしてもらうことで、外科にもさらに興味を持ってくれたのではないかと考えています。
次回も研修医にとって良いトレーニングとなるようにサポートできればと思っています。
参加者集合写真
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Wet Laboトレーニングの様子
①豚の皮膚を使った皮膚縫合 | ②豚の腸を使った腸管吻合 |
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③エネルギーデバイスを使ったタコの吸盤外し | ④腹腔鏡操作キットを使った内視鏡下縫合・結紮 |
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⑤豚の肺を使った肺切除 | ⑥豚の胆嚢を使った胆嚢摘出 |
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研修医感想
![]() 胆嚢摘出や腸管吻合、肺切除など、実際の手術さながらのことを実践することができました。 また、外科で執刀医として実際にどのように手術を行っていくのかイメージがわき、外科系診療科の手術全般に対する興味が今まで以上に増しました。 寺道 和彦 |