マンモグラフィ装置3Dimensions
2019.08.27
2019年9月に導入
HOLOGIC社製 3Dimensions
- マンモグラフィ装置にトモシンセシスを搭載したマンモグラフィシステムです。
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世界的シェアと実績がある装置です
- 1.浸潤がんの検出率が41%向上
- 2.擬陽性による要精検率の低下が最大で40%
- 3.トモシンセシス、トモシンセシス下バイオプシーにてFDA承認
トモシンセシスとは
トモシンセシスとは、X線管を回転させ多方向から画像データを収集します。収集した画像を元に、1mmごとのスライス画像として見ることができます。
これにより、通常の2Dマンモグラフィでは確認できなかった病変も明らかになります。
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装置の特徴
- たった4秒でトモシンセシスを撮影
- トモシンセシスを3.7秒という高速で撮影することができ、患者さんの圧迫時間による痛み等の負担を軽減すると同時に、患者さんの体動リスクを抑制することができます。
- また、通常のマンモグラフィとトモシンセシスを1回の圧迫で、連続撮影できますので、患者さんの圧迫の負担は、マンモグラフィのみの場合と、さほど変わらず撮影することができます。
- 最新の圧迫板、圧迫技術により撮影中の負担軽減
- 1.乳房の形状にあわせ、胸壁側から乳頭側へフィットしながら圧迫するFASTパドルを搭載
- 2.乳房による痛み、不快感を軽減するようにデザインされた圧迫板SmartCurveを搭載
- 被ばく量の低減
- 従来のモリブデンターゲットの装置より30%被ばく低減を実現(ACRファントムでの平均乳腺線量でのデータ)
- 線量管理システムと連携させ患者様の被ばく線量の管理を行います。