〒857-8511 長崎県佐世保市平瀬町9-3
TEL:0956-24-1515(代表) / FAX:0956-22-4641

平成27年度 佐世保市総合医療センター 病院指標

2016.09.29


  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率

 平成27年年齢別退院患者数ヒストグラム

年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 1,302 323 379 579 670 1,139 2,447 2,539 1,646 250

【定義】
 ・一般病棟の年齢階級別(10歳刻み)の患者数を示しています。
【特徴】
 当院は、地域周産期母子医療センターとして、妊娠後期から新生児早期までの周産期医療に力を入れており、小児の入院施設が近隣に少ないことから、新生児・乳幼児の件数が多い傾向にあります。
また、地域がん診療連携拠点病院として、がん診療を中心として医療を行っております。
 
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)診断群分類別ダウンロード

血液内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫 リツキサンあり 110 18.3 17.7 10.0% 68.8  ①
130030xx99x30x 非ホジキンリンパ腫 化学療法あり 74 18.5 18.2 5.4% 70.8  
130030xx97x3xx 非ホジキンリンパ腫 手術あり 化学療法あり 55 30.9 37.6 21.8% 69.9  
血液内科では非ホジキンリンパ腫という悪性のリンパ腫に対する治療が上位3位となっています。
1位の「リツキサン」という薬剤をはじめとした化学療法を行っています。

クリティカルパス
・非ホジキンリンパ腫 リツキサンあり:①R-CHOP療法
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。


腎臓内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx99000x 末期腎不全 47 12.7 13.6 17.0% 70.9  ①
110280xx99010x 末期腎不全 人工腎臓 その他手術・処置あり 21 9.2 15.4 4.8% 70.5  ①②
110290xx99x00x 急性腎不全 16 19.1 14.2 25.0% 74.4
腎臓内科では腎疾患に対する治療が多く、なかでも末期腎不全の治療が1位となっています。
末期腎不全の治療として、「教育入院」が行われています。「透析療法と食事」についてや透析食の作り方など、栄養士による栄養指導も行っています。
また、末期腎不全に対して、透析治療を行っています。

クリティカルパス
・末期腎不全:①慢性腎臓病 教育入院を受けられる
・末期腎不全 人工腎臓 その他手術・処置あり:①血液透析を導入 ②内シャント設置術を受けられる
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

糖尿病・内分泌内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100070xxxxxxxx 2型糖尿病 82 11.4 15.3 0.0% 57.7
070560xx99x0xx リウマチ性多発筋痛 17 25.5 18.2 0.0% 63.3  
100060xxxxxxxx 1型糖尿病 11 11.6 14.3 0.0% 45.4
糖尿病内分泌内科では生活習慣病と呼ばれる2型糖尿病に対する治療が1位となっています。
主に教育入院を行い、食生活の改善、生活習慣の見直し、血糖コントロールの改善を目標として指導を行います。
他科で入院加療中の患者さんに対しても血糖コントロールが必要な場合は診察や治療を行っています。

クリティカルパス
・2型糖尿病:①糖尿病教育入院
・1型糖尿病:①糖尿病教育入院
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

消化器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管結石、胆管炎 乳頭切開術ステント等あり 112 12.7 10.9 10.7% 73.0 ①②
060020xx04x0xx 早期胃がん EMR,ESD 89 7.6 9.2 0.0% 72.4
060035xx03xxxx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 ESD 63 7.6 7.6 0.0% 70.0
消化器内科で最も多い症例は胆管結石、胆管炎、胆管狭窄などの胆道疾患です。
また、早期の胃がんや大腸がんに対して内視鏡を用いて粘膜下層まで剥離する「ESD」という治療を積極的におこなっています。

クリティカルパス
・胆管結石、胆管炎 乳頭切開術ステント等あり:①内視鏡的逆行性胆管造影(ERCP)内視鏡的乳頭括約筋切開術(EST)
・早期胃がん EMR,ESD:①内視鏡的粘膜下層離断術(胃ESD)治療
・結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 ESD:①内視鏡的粘膜下層剥離術(大腸ESD)治療
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

呼吸器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9904xx 肺がん 化学療法有 351 15.4 13.4 1.4% 67.0 ①②③
040080x099x0xx 肺炎 139 15.8 14.3 11.5% 69.9
040040xx9907xx 肺がん アリムタあり 97 11.6 12.9 0.0% 64.8 ①②③
肺がんに対して入院加療を行った症例が1位と3位になっています。2位が肺炎となっており、平均年齢が69.9歳となっています。
肺がんに対する化学療法目的の入院は計画された短期入院を繰り返し治療を行いますが、最近は外来での治療も行っています。

クリティカルパス
・肺がん  化学療法あり:①化学療法(ナベルビン)化学療法(カルセド)化学療法(ドセタキセル)

・肺がん  アリムタあり:①化学療法(アリムタ)化学療法(パラプラチン+アリムタ)化学療法(シスプラチン+アリムタ)
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

循環器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx99100x 心臓カテーテル検査 240 2.8 3.1 1.3% 68.9 ① 
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 121 7.7 5.7 1.7% 63.6 ①②
050050xx0200xx 狭心症 ステント留置術等 113 4.9 4.9 2.7% 70.2 ①②③
 心電図や血液検査などで心臓に異常所見がある場合に、カテーテル検査を使って心臓の検査を行う「心臓カテーテル検査」を多くおこなっています。検査後に加療が必要な場合は、不整脈に対して経皮的カテーテル心筋焼灼術、狭心症に対してステント留置術等による加療を行います。
クリティカルパス
・心臓カテーテル検査:①心臓カテーテル検査
・頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術:①カテーテルアブレーション(2)カテーテルアブレーション(1)
・狭心症 ステント留置術等:①経皮的冠動脈形成術経皮的冠動脈形成術PCI目的入院心臓カテーテル検査
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。


神経内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x099030x 脳梗塞(JCS10未満)手術なし エタラボンあり 副傷病なし 21 16.2 18.1 33.3% 69.1
010060x099000x 脳梗塞(JCS10未満)手術なし 12 16.8 15.8 33.3% 76.2
010040x099x00x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 19.3    

※患者数が10未満の症例は「DPCコード」、「DPC名称」、「平均在院日数(全国)」のみを表示しています。

「脳梗塞(JCS10未満)手術なし エタラボンあり 副傷病なし」と「脳梗塞(JCS10未満)手術なし」は約3分の1の患者さんが転院されています。
回復期病院(リハビリ・療養目的)へ転院することで地域の病院と連携をとりながら患者さんが早期に自宅に帰れるようなクリティカルパスを作成し、使用しています。

クリティカルパス
・脳梗塞(JCS10未満)手術なしエタラボンあり副傷病なし:①入院治療計画書A 脳梗塞の治療
・脳梗塞(JCS10未満)手術なし:①入院治療計画書A 脳梗塞の治療
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

小児科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040080x1xxx0xx 肺炎、急性気管支炎(15歳未満) 351 5.5 5.7 0.3% 1.6
040100xxxxx00x 喘息 89 6.5 6.3 1.1% 3.7 ①②
140010x199x00x 新生児発熱 71 6.1 6.2 5.6% 0.0 ①②③
小児科では肺炎・急性気管支炎(15歳未満)に対する加療が351件と1位を占めており、 次いで喘息、新生児発熱の順で多くなっています。

クリティカルパス
・肺炎、急性気管支炎(15歳未満):①細気管支炎(RSウイルス感染症)
・喘息:①気管支炎・気管支肺炎の治療気管支喘息の治療
・新生児発熱:①新生児黄疸 新生児呼吸障害新生児感染症
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

外科・消化器外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060035xx0100xx 大腸の悪性腫瘍 結腸切除等有 89 19.6 17.4 7.9% 69.8
060060xx99x30x 胆嚢、肝外胆管の悪性腫瘍 化学療法あり 放射線治療なし 44 3.9 7.9 0.0% 60.1
060035xx99x50x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 オキサリプラチンあり 43 4.3 4.5 0.0% 55.6
外科で最も多い症例は大腸癌に対する手術になっています。患者さんによっては手術後に化学療法目的に入院と退院を計画的に短期で繰り返す治療も行っており、2位と3位はそのような症例の件数があがっています。

クリティカルパス
・大腸の悪性腫瘍結腸切除等有:①腹腔鏡下腸切除術
・胆嚢、肝外胆管の悪性腫瘍化学療法あり放射線治療なし:①外科化学療法
・結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍オキサリプラチンあり:①FOLFIRI ②mFOLFOX6 ③ベクティビックス+FOLFIRI
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

乳腺外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx03x0xx 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 21 7.6 6.8 0.0% 58.5
090010xx01x0xx 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの) 17 10.9 11.6 0.0% 62.6 ①②
090010xx02x0xx 乳腺悪性腫瘍手術(乳腺全摘術)等 16 8.8 10.4 0.0% 59.4
乳腺外科では、乳腺の悪性腫瘍に対する、手術を主に行っています。
上位3位の平均年齢は50代後半〜60代前半となっています。

クリティカルパス
・乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの:①乳房温存手術
・乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの):①乳房切除術乳房温存手術
・乳腺悪性腫瘍手術(乳腺全摘術)等:①乳房切除術乳房温存手術
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

呼吸器外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x0xx 肺の悪性腫瘍 手術あり 78 14.3 13.0 9.0% 69.4
060010xx99x40x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 9.9  
040150xx99x0xx 肺・縦隔の感染、膿瘍形成 手術なし 23.9  

※患者数が10未満の症例は「DPCコード」、「DPC名称」、「平均在院日数(全国)」のみを表示しています。

肺の悪性腫瘍に対する手術が78件で、1位となっており、 平均年齢は69.4歳となっています。

クリティカルパス
・肺の悪性腫瘍手術あり:①肺切除術
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

整形外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 53 30.1 28.7 86.8% 80.8 ①②
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 副傷病なし 37 3.8 5.7 0.0% 60.7
160620xx01xxxx 肘、膝の外傷(スポーツ障害等を含む。)腱縫合術等 26 17.4 12.0 7.7% 28.7 ①②
整形外科では、股関節大腿近位骨折に対して、人工骨頭挿入を行う治療が1位となっており、平均年齢は80.8歳です。
地域連携パスを使用しており、リハビリなどの目的で転院するため、転院率が86.8%となっています。

 クリティカルパス
・股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術:①大腿骨頚部骨折・骨接合術大腿骨頚部骨折・骨頭挿入術
・前腕の骨折手術あり副傷病なし:①橈骨遠位端骨折
・肘、膝の外傷腱縫合術等:①関節鏡(半月板切除)前十字靭帯損傷(ACL再建)
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

形成外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。)その他の手術あり 35 4.1 5.1 0.0% 43.8  
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 33 4.0 3.5 0.0% 70.6  
180060xx97xxxx 皮膚腫瘍等 皮下腫瘍摘出術 26 4.9 6.8 0.0% 38.1  
形成外科では、骨軟部の良性腫瘍を多く行っています。
眼瞼下垂は平均年齢が70.6歳となっています。
また、皮膚の腫瘍に対しての手術も行っています。

脳神経外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x099030x 脳梗塞(JCS10未満)手術なしエダラボンあり 副傷病なし 40 16.0 18.1 42.5% 69.3
010050xx02x00x 慢性硬膜下血腫 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 39 10.4 11.9 7.7% 70.3
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 副傷病なし 32 9.6 7.5 40.6% 59.3   
脳神経外科では「脳梗塞(JCS10未満)手術なしエダラボンあり 副傷病なし」の転院率は42.5%となっています。
地域連携パスのクリティカルパスを使用しており、リハビリなどの目的で転院する場合があります。
 クリティカルパス
・脳梗塞(JCS10未満)手術なしエダラボンあり副傷病なし:①入院治療計画書A 脳梗塞
・慢性硬膜下血腫 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術:①慢性硬膜下血腫除去術
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。
心臓血管外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050080xx01010x 弁膜症 弁置換術等 中心静脈あり 29 26.4 25.7 34.5% 71.7 ①②③
050050xx0101xx 狭心症 CABG 中心静脈注射等あり 15 24.1 23.6 40.0% 67.8 ①②③ 
050163xx02x1xx 腹部大動脈瘤 大動脈瘤切除術 中心静脈等あり 13 20.4 22.6 30.8% 72.8  
心臓血管外科では弁膜症に対する手術が1位となっており、平均年齢は71.7歳となっています。
「弁置換術・弁形成術」、「冠動脈バイパス術(CABG)」などを1回の手術で同時に行うこともあります。
また、腹部大動脈瘤に対する手術も行っています。

クリティカルパス
・弁膜症 弁置換術等 中心静脈あり:①開心術(術前)開心術(術後)弁置換・弁形成術
・狭心症CABG中心静脈注射等あり
:①開心術(術前)開心術(術後)冠動脈バイパス術
・腹部大動脈瘤 大動脈瘤切除術 中心静脈注射等あり:①腹部大動脈瘤切除術
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

皮膚科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 46 6.7 9.0 0.0% 68.8
080011xx99xxxx 蜂窩織炎等 27 12.4 12.0 0.0% 68.3    
180060xx97xxxx 皮膚腫瘍等 皮下腫瘍摘出術 16 3.5 6.8 0.0% 59.8   
皮膚科での入院は、帯状疱疹による入院が1位となっており、平均在院日数は全国に比べ2.3日短い期間で退院しています。

 クリティカルパス
・帯状疱疹:①帯状疱疹
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

泌尿器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx0200xx 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術) 79 10.1 7.6 0.0% 74.3
110280xx02x00x 末期腎不全 内シャントまたは外シャント設置術など 37 2.3 9.7 16.2% 71.4
180040xx01x0xx 手術処置等の合併症 内シャント又は外シャント設置術等 27 5.1 13.1 40.7% 70.4
膀胱腫瘍に対して経尿道的に行う手術が1位となっており、平均年齢は74.3歳となっています。
腎臓内科で慢性腎不全に対する透析治療を行う際、内シャント設置術を行う場合は、泌尿器科で手術を行っています。
シャントは閉塞または狭窄した例において手術をおこなっているため「手術処置等の合併症 内シャント又は外シャント設置術等」の件数が27件と3位になっています。

クリティカルパス
・膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術):①経尿道的膀胱腫瘍切除術
・末期腎不全 内シャントまたは外シャント設置術等:①内シャント設置術
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

産婦人科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120170xx99x0xx 早産、切迫早産 手術なし 69 26.9 20.9 4.3% 30.6 ①②
120180xx01xxxx 帝王切開術あり 68 10.0 9.9 0.0% 32.6
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 化学療法ありかつ放射線療法なし 63 5.3 5.3 0.0% 58.9
産婦人科では、周産期に関する患者数が1位と2位になっています。
「早産、切迫早産 手術なし」69件で「経膣分娩」のクリティカルパスや「切迫早産」を使用しています。
また、「子宮頸・体部の悪性腫瘍」に対する治療として化学療法を行っており、計画的に入院と退院を繰り返しています。

 クリティカルパス
・早産、切迫早産 手術なし:①経膣分娩切迫早産
・帝王切開術あり:①帝王切開術
・子宮頸・体部の悪性腫瘍 化学療法ありかつ放射線療法なし:①婦人科化学療法
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

眼科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020160xx97xxx0 網膜剥離 硝子体茎顕微鏡下離断術等 片眼 42 15.1 11.1 0.0% 59.6
020200xx9710xx 黄斑円孔 硝子体茎顕微鏡下離断術 28 10.8 8.0 0.0% 68.3
020180xx97x0x0 糖尿病網膜症 硝子体茎顕微鏡下離断術 25 10.4 8.6 0.0% 58.7
眼科では硝子体茎顕微鏡下離断術の手術が上位を占めています。

 クリティカルパス
・網膜剥離 硝子体茎顕微鏡下離断術等 片眼:①硝子体手術
・黄斑円孔 硝子体茎顕微鏡下離断術:①硝子体手術
・糖尿病網膜症 硝子体茎顕微鏡下離断術:①硝子体手術
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

耳鼻いんこう科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030150xx97xxxx 唾液腺腫瘍摘出術 28 8.0 7.9 0.0% 62.0  
030230xxxxxxxx 口蓋扁桃手術 25 8.5 8.2 0.0% 23.1  
100020xx01x0xx 甲状腺の悪性腫瘍 手術あり 21 8.5 9.6 0.0% 61.0  
耳鼻いんこう科では、唾液腺腫瘍摘出術が1位となっています。
高齢者の入院が多い中で、口蓋扁桃手術は平均年齢が23.1歳となっています。
また、甲状腺の悪性腫瘍に対する手術を行っています。
 クリティカルパス
・唾液腺腫瘍摘出術:①頸部の手術
・口蓋扁桃手術:①扁桃摘出術
・甲状腺の悪性腫瘍 手術あり:①頸部の手術
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数初発5大癌UICC再発患者数ダウンロード

初発 再発 病期分類
基準
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 135 31 34 51   35 1 7
大腸癌 84 65 76 61 168 1 7
乳癌 27 23   1 7
肺癌 97 50 137 367 16 196 1 7
肝癌 11 15 12   106 1 7

※病期分類基準:UICC TNM分類
※患者数が10未満の症例は厚生労働省の規程により「‐」で表示しています。

胃癌、大腸癌でstageⅠの件数が多く、早期の癌に対して内視鏡的治療(粘膜下層剥離術など)を行っています。
乳癌は早期癌にくらべて進行した癌の件数が少ない結果になっています。
肺癌はstageⅠ、stageⅡで手術を行う症例が多く、stageⅢ、stageⅣは内科的治療をおこなっています。
肝癌に対しては内科的治療を行う症例が多いです。

 

成人市中肺炎の重症度別患者数等成人市中肺炎ダウンロード

患者数 平均
在院日数
平均年齢
重症度 0 47 13.7 55.2
重症度 1 77 16.3 73.3
重症度 2 52 20.3 76.3
重症度 3 30 24.8 79.6
重症度 4
重症度 5
不明

※患者数が10未満の症例は厚生労働省の規程により「‐」で表示しています。

軽症の場合は外来治療が基本となりますが、患者さんの状態によっては入院しての加療となる場合があります。
重症度が高くなると平均年齢も高い傾向にあります。

 

脳梗塞のICD10別患者数等脳梗塞のICD10患者別ダウンロード

ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 3日以内 10 7.3 70.3 10.0%
その他      
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群
I63$ 脳梗塞 3日以内 161 20.5 73.6 44.1%
その他 16 10.3 69.3 18.8%
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内
その他 10 11.0 71.2 0.0%
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症>
I679 脳血管疾患,詳細不明

※患者数が10未満の症例は厚生労働省の規程により「‐」で表示しています。

当院で脳梗塞の治療をされる場合、多くは、発症後3日以内に治療開始となっています。当院では、入院当日又は入院翌日から早朝のリハビリテーションを開始し、早期の退院・転院につながるよう努めております。
急性期の治療が終了したのち、全体の約4割の患者さんが脳卒中地域連携パスにより転院されています。
転院された患者さんは、地域の医療機関でリハビリテーションを継続したのち、ご自宅への退院となります。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)手術別患者数ダウンロード


血液内科


Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤動・静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 24 11.8 21.5 8.3% 70.8
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他)
K6261 リンパ節摘出術(長径3cm未満)

※患者数が10未満の症例は「Kコード」と「名称」のみ表示しています。

血液内科では、抗がん剤治療を行うための、「抗悪性腫瘍剤動・静脈内持続注入用植込型カテーテル設置」の手術が1位となっています。
平均年齢は70.8歳となっています。

腎臓内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K610-3 内シャント設置術 38 12.6 20.3 34.2% 70.5
K635-3 連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術
K596 体外ペースメーキング術

※患者数が10未満の症例は「Kコード」と「名称」のみ表示しています。

腎臓内科で腎疾患に対しておこなった、「内シャント設置術」は泌尿器科で施行しています。
平均年齢が70.5歳となっています。


消化器内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) 91 1.3 6.3 0.0% 72.3
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 90 1.3 15.8 12.2% 74.7
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 82 1.9 6.1 1.2% 68.9

消化器内科では、「内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層)」が91件で1位となっています。
また、早期の胃がんや大腸がんに対して内視鏡を用いて粘膜下層まで剥離する「ESD」という治療を積極的におこなっています。
クリティカルパス
・内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層):①内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)
・内視鏡的胆道ステント留置術:①ERCP(内視鏡的逆行性胆管造影)
・早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術:①内視鏡的粘膜下層剥離術(大腸ESD)
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

循環器内科


Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 97 2.6 4.4 4.1% 70.1
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 97 1.0 6.4 9.3% 75.1
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) 83 1.6 6.3 2.4% 65.1  

循環器内科ではカテーテルを使用した血管内治療である、「経皮的冠動脈ステント留置術(その他)」と「四肢の血管拡張術・血栓除去術」を多く行っています。
また、不整脈の治療である、「経皮的カテーテル心筋焼灼術」を、積極的に行っています。
 クリティカルパス
・経皮的冠動脈ステント留置術(その他):①経皮的冠動脈形成術
・四肢の血管拡張術・血栓除去術:①経皮的下肢血管形成術
・経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ):①カテーテルアブレーション
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。


小児科


Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K9131 新生児仮死蘇生術(仮死第1度) 16 0.1 73.1 0.0% 0.0  
K7151 腸重積症整復術(非観血的) 16 0.1 2.6 0.0% 2.1
K9132 新生児仮死蘇生術(仮死第2度)

※患者数が10未満の症例は「Kコード」と「名称」のみ表示しています。

当院はNICUを有しており、新生児の状態によっては、新生児仮死蘇生術を行っています。
 クリティカルパス
・腸重積症整復術(非観血的):①腸重積
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。


外科・消化器外科
 

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 84 3.0 14.5 6.0% 67.6  
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 38 1.9 7.0 0.0% 59.3  
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 36 0.8 6.0 0.0% 30.5  

外科・消化器外科では、低侵襲な治療とされる「腹腔鏡」を使用した手術が上位3位を占めており、その中でも特に、「腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術」の患者数が84件となっており1番多くなっています。
また、「腹腔鏡下虫垂切除術」の平均年齢は30.5歳と、他と比較して低くなっています。
 クリティカルパス
・腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術:①腹腔鏡下腸切除術
・腹腔鏡下胆嚢切除術:①腹腔鏡下胆嚢切除術
・腹腔鏡下虫垂切除術:①虫垂炎手術
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。


乳腺外科


Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 21 1.5 6.1 0.0% 58.5
K4763 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 16 1.3 7.6 0.0% 59.4
K4765 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術・胸筋切除を併施しない)) 14 1.9 9.6 0.0% 64.4

乳腺外科では、乳腺の悪性腫瘍に対する、手術を主に行っています。
上位3位の平均年齢50代後半〜60代前半となっています。
クリティカルパス
・乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)):①乳房温存手術
・乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わない)):①乳房切除術
・乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術・胸筋切除を併施しない):①乳房切除術
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

呼吸器外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) 37 1.8 12.8 8.1% 71.2
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) 26 3.0 11.4 11.5% 69.1
K514-22 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(区域切除) 11 1.7 11.6 0.0% 65.9

呼吸器外科では、肺の悪性腫瘍に対して、低侵襲な治療とされる、胸腔鏡下による手術が上位を占めています。
クリティカルパス
・胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える):①肺切除術
・胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除):①肺切除術
・胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(区域切除):①肺切除術
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

整形外科 

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0462 骨折観血的手術(前腕、下腿、手舟状骨) 53 2.1 10.1 18.9% 62.4 ①②③
K0461 骨折観血的手術(大腿、上腕、肩胛骨) 44 4.8 20.5 61.4% 70.9
K0483 骨内異物(挿入物を含む)除去術(下腿、前腕) 32 0.5 4.4 0.0% 44.1

整形外科では「骨折観血的手術(前腕、下腿、手舟状骨)」が1位となっており、 平均年齢は62.4歳となっています。
2位の「骨折観血的手術(大腿、上腕、肩胛骨)」の手術のなかでも、大腿骨頚部骨折に対しては地域連携パスを使用しており、リハビリ目的等で転院しています。
クリティカルパス
・骨折観血的手術(前腕、下腿、手舟状骨):①橈骨遠位端骨折大腿骨頚部骨折(骨接合術)足関節果部骨折(内固定)
・骨折観血的手術(大腿、上腕、肩胛骨):①大腿骨頚部骨折(骨接合術)上腕骨骨折骨接合術
・骨内異物(挿入物を含む)除去術(下腿、前腕):①抜釘術
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。


形成外科


Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2191 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) 26 0.0 3.8 0.0% 72.6
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径6㎝以上) 18 0.2 4.6 0.0% 49.5
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm未満) 15 0.7 3.2 0.0% 26.5

 眼瞼下垂手術は、眼瞼下垂症手術のK2191眼瞼挙筋前転法:26件、K2192 筋膜移植法 5件、K2193 その他のもの 4件となっており合計が35件となっています。
皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部以外)は、K0061 長径 3㎝未満:3件、K0062 長径 3㎝以上6㎝未満:4件、K0063 長径6㎝以上 18件となっており合計が25件となっています。
皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部)は、K0051 長径2㎝未満:15件、K0052 長径2㎝以上4㎝未満:12件、K0053 長径4cm以上:10件となっており合計が37件となっています。

脳神経外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫洗浄・除去術(穿頭)、穿孔洗浄術 47 2.6 11.6 12.8% 72.2
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) 21 7.8 32.5 19.0% 56.6
K1781 脳血管内手術(1箇所) 15 0.9 24.9 40.0% 66.9

脳神経外科では、慢性硬膜下血腫に対する穿孔洗浄術が1位となっており、平均年齢が72.2歳となっています。

クリティカルパス
・慢性硬膜下血腫洗浄・除去術(穿頭)、穿孔洗浄術:①慢性硬膜下血腫除去術
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

心臓血管外科


Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5522 冠動脈、大動脈バイパス移植術(2吻合以上) 41 6.5 24.0 51.2% 69.3 ①②③
K5551 弁置換術(1弁) 26 7.8 22.3 38.5% 73.4 ①②③
K5606 大動脈瘤切除術(腹部大動脈(分枝血管の再建)) 16 2.9 18.4 31.3% 72.3

 不安定狭心症・心筋梗塞などの疾患に対しておこなわれた、「冠動脈、大動脈バイパス移植術(2吻合以上)」が1位となっています。
弁置換術はK551「1弁のもの」の他、K552「2弁のもの」に対する手術も6件行っておりとなっており、弁置換術としては、合計32件となっています。
このデータはDPC対象患者の集計となっており、同一手術において複数の手技を行った場合は、主たるもののみカウントしています。
クリティカルパス
・冠動脈、大動脈バイパス移植術(2吻合以上):①開心術(術前)冠動脈バイパス術開心術(術後)
・弁置換術(1弁):①開心術(術前)弁置換・弁形成術開心術(術後)
・大動脈瘤切除術(腹部大動脈(分枝血管の再建)):①腹部大動脈瘤切除術
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。


皮膚科


Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 38 0.8 7.6 0.0% 76.0
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm以上4cm未満)
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径6cm以上)

※患者数が10未満の症例は「Kコード」と「名称」のみ表示しています。

皮膚科ではK0072「皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除)」が38件で1位となっており、 平均年齢は76.0歳となっています。


泌尿器科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 85 3.8 7.5 0.0% 74.7
K610-3 内シャント設置術 64 0.5 2.9 26.6% 71.3
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 28 4.4 17.6 14.3% 69.4

泌尿器科では、膀胱腫瘍に対して経尿道的に行う手術が1位となっており、平均年齢は74.7歳となっています。
内シャント設置術は64件ですが、入院診療科が腎臓内科の場合でもシャント設置術を38件施行しており合わせて102件となっています。
クリティカルパス
・膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用):①経尿道的膀胱腫瘍切除術
・内シャント設置術:①内シャント増設術
・腹腔鏡下(尿管)悪性腫瘍手術:①腎臓摘出術
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。


産婦人科


Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 70 11.8 8.9 0.0% 32.7
K877 子宮全摘術 65 1.3 9.1 0.0% 51.9
K8882 子宮付属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) 55 1.0 5.2 0.0% 43.0

帝王切開術は「緊急帝王切開術」:54件、「選択帝王切開術」:70件、「前置胎盤を合併する場合又は32週未満の早産」:17件とKコードがわかれており、合計141件となっています。
平均年齢は32.7歳となっています。
クリティカルパス
・帝王切開術(選択帝王切開):①帝王切開術
・子宮全摘術:①開腹子宮全摘出術
・子宮付属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡):①婦人科腹腔鏡下手術
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。


眼科


Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) 109 0.2 12.1 0.0% 62.7
K279 硝子体切除術 11 0.0 5.3 0.0% 73.5
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他)

※患者数が10未満の症例は「‐」で表示しています。
眼科では「硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む)」の件数が109件で1位となっており、ほとんどは入院当日に手術が行われています。
クリティカルパス
・硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む):①硝子体手術
・硝子体切除術:①硝子体手術
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

耳鼻いんこう科


Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 25 1.1 7.3 0.0% 23.6
K6261 リンパ節摘出術(長径3cm未満) 22 1.0 4.4 0.0% 54.5
K4611 甲状腺部分切除術、甲状腺腫摘出術(片葉のみ) 17 1.1 6.1 0.0% 59.7

耳鼻いんこう科では、口蓋扁桃摘出術が25件となっており、高齢者の入院が多い中で 平均年齢は23.6歳となっています。
また、悪性リンパ腫の診断目的等で、リンパ節摘出術も多く行っています。
クリティカルパス
・口蓋扁桃手術(摘出):①扁桃摘出術
・リンパ節摘出術(長径3㎝未満):①リンパ節生検術
・甲状腺部分切除術、甲状腺腫摘出術(片葉のみ):①頸部手術
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)その他ダウンロード

DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
異なる
180010 敗血症 同一 44 0.39%
異なる
180035 その他の真菌感染症 同一
異なる
180040 手術・処置等の合併症 同一 103 0.91%
異なる

※患者数が10未満の症例は厚生労働省の規程により「‐」で表示しています。

当院は救急救命センターを有し、敗血症等、重篤な症例の受け入れを行っており、「敗血症」が入院契機となっている症例は、全体のDPC退院患者の中で0.39%となっています。
また、手術・処置等の合併症の103例は、透析治療のために必要となったシャント手術後の、シャント閉塞、シャント機能低下を治療した件数です。

更新履歴

 

 

2016年9月29日
「病院情報を公開」
2017年3月22日
「年齢階級別退院患者数のグラフを追加」更新

 

 

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