平成28年度 佐世保市総合医療センター 病院指標
2017.09.19
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞のICD10別患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 1,321 | 368 | 350 | 583 | 748 | 1,143 | 2,703 | 2,910 | 1,965 | 298 |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
130030xx99x40x | 非ホジキンリンパ腫 リツキサンあり | 98 | 16.00 | 16.83 | 13.27% | 73.47 | |
130030xx99x30x | 非ホジキンリンパ腫 化学療法あり | 54 | 15.78 | 17.63 | 5.56% | 70.30 | |
130030xx97x3xx | 非ホジキンリンパ腫 手術あり 化学療法あり | 32 | 26.66 | 36.08 | 6.25% | 65.75 | |
130010xx97x2xx | 急性白血病 手術あり 化学療法あり | 28 | 40.43 | 41.96 | 3.57% | 60.79 | |
130030xx99x00x | 非ホジキンリンパ腫 手術なし 化学療法なし | 25 | 13.00 | 10.71 | 36.00% | 76.36 |
血液内科では非ホジキンリンパ腫という悪性のリンパ腫に対する治療が上位3位となっています。 1位の「リツキサン」という薬剤をはじめとした化学療法(抗がん剤による治療)を行っています。 |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110280xx99000x | 末期腎不全 | 43 | 11.72 | 12.84 | 0% | 69.42 | ① |
110280xx99010x | 末期腎不全 人工腎臓その他の場合あり | 24 | 8.92 | 14.77 | 8.33% | 71.13 | ① |
110280xx02x1xx | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全等 人工腎臓その他場合あり | 17 | 47.06 | 37.06 | 29.41% | 75.24 | |
110280xx991x0x | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1あり | 17 | 6.00 | 7.58 | 0% | 51.71 | ① |
110290xx99x00x | 急性腎不全 手術・処置なし | 11 | 11.73 | 14.60 | 9.09% | 73.18 |
腎臓内科では腎疾患に対する治療を行っており、なかでも末期腎不全の治療が1位となっています。 末期腎不全の治療の一つとして、「教育入院」が行われています。「透析療法と食事」についてや透析食の作り方など、栄養士による栄養指導も行っています。 |
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
100070xx99x100 | 2型糖尿病 定義副傷病なし | 39 | 11.59 | 14.61 | 2.56% | 58.03 | ① |
100070xx99x000 | 2型糖尿病 手術・処置なし | 19 | 11.00 | 11.48 | 0% | 55.47 | ① |
100060xx99x100 | 1型糖尿病 インスリンあり | 11 | 11.91 | 13.46 | 0% | 40.91 | ① |
100070xx99x110 | 2型糖尿病 インスリンあり 定義副傷病あり | 10 | 10.10 | 16.31 | 0% | 71.00 | ① |
100071xx99x100 | 2型糖尿病 インスリンあり 定義副傷病なし | – | – | 14.91 | – | – |
※患者数が10未満の症例は「DPCコード」、「DPC名称」、「平均在院日数(全国)」のみを表示しています。
糖尿病・内分泌内科では生活習慣病と呼ばれる2型糖尿病に対する治療が1位となっています。 主に教育入院を行い、食生活の改善、生活習慣の見直し、血糖コントロールの改善を目的として指導を行います。 他科で入院加療中の患者さんに対しても血糖コントロールが必要な場合は診察や治療を行っています。 |
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
070560xx99x0xx | 全身性臓器障害を伴う自己免疫性疾患 手術なし 手術・処置等2なし | 26 | 14.54 | 17.77 | 0% | 48.81 | |
040110xxxxx0xx | 間質性肺炎 | – | – | 19.92 | – | – | |
070470xx99x0xx | 関節性リウマチ | – | – | 14.52 | – | – | |
070470xx99x2xx | 関節リウマチ手術なし リハビリテーションあり | – | – | 25.16 | – | – | |
070470xx99x4xx | 関節リウマチ 手術あり 薬剤あり | – | – | 13.35 | – | – |
※患者数が10未満の症例は「DPCコード」、「DPC名称」、「平均在院日数(全国)」のみを表示しています。
平成28年4月より「リウマチ・膠原病内科」が新設されました。 リウマチ・膠原病内科では全身性臓器障害を伴う自己免疫性疾患が1位となっており、平均年齢は48.81歳となっています。 関節リウマチ関連の疾患で加療を行った症例は10件となっています。 |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
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060340xx03x00x | 胆管結石、胆管炎、内視鏡的乳頭括約筋切開術など | 116 | 13.28 | 11.06 | 6.90% | 73.22 | ① ② |
060020xx04x0xx | 早期胃がん EMR、ESD | 84 | 8.07 | 9.02 | 2.38% | 71.87 | ① |
060035xx03xxxx | 結腸(虫垂を含む)の悪性腫瘍 ESD | 80 | 7.49 | 7.53 | 1.25% | 73.22 | ① ② |
060050xx97x0xx | 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む) 冠動脈塞栓等あり | 73 | 14.10 | 11.74 | 5.48% | 74.04 | ① ② |
060140xx97x00x | 胃潰瘍、十二指腸潰瘍(穿孔を伴わないもの) | 33 | 10.48 | 10.93 | 9.09% | 71.03 |
消化器内科で最も多い症例は胆管結石、胆管炎、胆管狭窄などの胆道疾患です。 また、早期の胃がんや大腸がんに対して内視鏡を用いて粘膜下層まで剥離する「ESD」という治療を積極的に行っています。 |
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス | |
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040040xx99040x | 肺がん 化学療法あり | 259 | 12.87 | 12.35 | 1.16% | 68.57 | ①②③ | |
040040xx9908xx | 肺がん アリムタあり | 123 | 10.11 | 12.01 | 0% | 68.23 | ①② | |
040040xx9909xx | 肺がん アバスチンあり | 84 | 9.40 | 10.76 | 0% | 66.90 | ①②③ | |
040040xx99000x | 肺がん 手術・処置なし | 50 | 13.86 | 14.83 | 24.00% | 69.14 | ||
040040xx9910xx | 肺がん 手術なし 手術処置等1あり | 40 | 7.10 | 3.68 | 2.50% | 74.80 | ① |
呼吸器内科では肺がんに対する化学療法(抗がん剤による治療)を行った症例が上位を占めており、平均年齢は60代後半となっています。 肺がんに対する化学療法目的の入院は計画された短期入院を繰り返し治療を行いますが、最近では外来での治療も行っています。 |
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050050xx99100x | 心臓カテーテル検査 | 207 | 2.52 | 3.06 | 0.48% | 68.13 | ① |
050070xx01x0xx | 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 | 174 | 7.19 | 5.51 | 2.87% | 65.00 | ①② |
050050xx02000x | 狭心症 ステント留置術等 | 123 | 4.58 | 4.71 | 0% | 71.33 | ①②③ |
050170xx03000x | 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術 その他のもの(観血的なもの) | 88 | 5.16 | 5.85 | 4.55% | 75.23 | ① |
050130xx99000x | 心不全 | 62 | 18.95 | 17.95 | 24.19% | 82.53 | ① |
循環器内科では、心電図や血液検査などで心臓に異常所見がある場合に、カテーテル検査を使って心臓の検査を行う「心臓カテーテル検査」を多くおこなっています。検査後に加療が必要な場合は、狭心症などに対してステント留置術、不整脈などに対して経皮的カテーテル心筋焼灼術による加療を行います。 |
・心不全:① 心不全
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
010230xx99x00x | てんかん | 14 | 6.07 | 7.12 | 0% | 58.86 | |
010060×2990401 | 脳梗塞(脳卒中3日目以内かつJCS10未満)手術なし エダラボンあり | 11 | 16.18 | 16.54 | 45.45% | 72.45 | |
010061xxxxx0xx | 一過性脳虚血発作 | 11 | 6.82 | 6.38 | 0% | 68.45 | |
010080xx99x00x | 脳脊髄の感染を伴う炎症 | 11 | 14.64 | 9.36 | 9.09% | 54.45 | |
010040x099x00x | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外) | – | – | 19.35 | – | – |
※患者数が10未満の症例は「DPCコード」、「DPC名称」、「平均在院日数(全国)」のみを表示しています。
神経内科では、てんかんに対して加療を行った症例が1位となっており、平均年齢は58.86歳となっています。 「脳梗塞(脳卒中3日目以内かつJCS10未満)手術なし エダラボンあり」では4割の患者さんが転院されています。 回復期病院(リハビリ・療養目的)へ転院することで、患者さんが早期に自宅に帰れるようなクリティカルパスを作成し使用しています。 |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
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040090xxxxxx0x | 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) | 176 | 4.78 | 6.02 | 0% | 1.85 | ① |
140010x199x00x | 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生体重2500g以上) | 94 | 6.44 | 6.18 | 8.51% | 0 | ①② |
0400801199x00x | 肺炎等(1歳以上15歳未満) | 79 | 5.42 | 5.79 | 0% | 4.16 | ① |
040100xxxxx00x | 喘息 | 60 | 5.53 | 6.42 | 0% | 4.83 | ①② |
150010xxxxx0xx | ウイルス性腸炎 | 48 | 3.77 | 5.50 | 0% | 4.06 | ① |
小児科では「急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他)」に対する加療が176件と1位となっており、平均年齢は1.85歳となっています。 |
・急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他):① 細気管支炎(RSウイルス)
・妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生体重2500g以上):① 新生児呼吸障害 ② 新生児感染症
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
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060330xx02xxxx | 胆嚢疾患(胆嚢結石など)腹腔鏡下胆嚢摘出術等 | 68 | 9.57 | 6.82 | 1.47% | 60.09 | ① |
060035xx01000x | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 | 62 | 18.37 | 15.92 | 11.29% | 71.39 | ①② |
060020xx02x0xx | 胃の悪性腫瘍 胃切除術 | 44 | 26.66 | 17.65 | 25.00% | 75.25 | ①② |
060150xx03xxxx | 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 | 37 | 7.54 | 5.60 | 0% | 34.54 | ① |
060040xx02x00x | 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 肛門悪性腫瘍手術 切除等 | 34 | 20.41 | 17.98 | 11.76% | 65.91 | ①② |
外科では、胆のう疾患(胆のう結石など)に対して「腹腔鏡下胆嚢摘出術」を行った症例が68件と1位となっており、平均年齢は60.09歳となっています。 |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
090010xx03x0xx | 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) | 22 | 7.59 | 6.59 | 0% | 61.82 | ①② |
090010xx02x0xx | 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 単純乳房切除術(乳腺全摘術)等 | 17 | 10.65 | 10.30 | 0% | 64.53 | ①② |
090010xx01x0xx | 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 | 10 | 10.30 | 11.57 | 10.00% | 64.80 | ①② |
100020xx01x0xx | 甲状腺の悪性腫瘍 甲状腺悪性腫瘍手術 切除等 | – | – | 9.27 | – | – | |
090010xx99x8xx | 乳房の悪性腫瘍 トラスツズマブ エムタンシン | – | – | 7.89 | – | – |
乳腺外科では、乳腺の悪性腫瘍に対する手術が上位を占めており、平均年齢は60代となっています。 |
・乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの):① 乳房温存手術 ② 乳房切除術
・乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 単純乳房切除術(乳腺全摘術)等:① 乳房温存手術 ② 乳房切除術
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040040xx97x0xx | 肺の悪性腫瘍 手術あり | 105 | 11.11 | 12.73 | 13.33% | 70.25 | ① |
040200xx01x00x | 気胸 肺切除術等 | 16 | 10.88 | 10.09 | 6.25% | 40.88 | ① |
040030xx01xxxx | 呼吸器系の良性腫瘍 肺切除術 気管支形成を伴う肺切除術 | – | – | 10.28 | – | – | |
040040xx9902xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし化学療法なしかつ放射線療法あり | – | – | 24.87 | – | – | |
060010xx99x41x | 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 化学療法あり | – | – | 16.71 | – | – |
※患者数が10未満の症例は「DPCコード」、「DPC名称」、「平均在院日数(全国)」のみを表示しています。
呼吸器外科では肺の悪性腫瘍に対する手術が1位となっており、平均年齢は70.25歳となっています。 また、気胸に対する肺切除術も行っており、平均年齢は40.88歳となっています。 |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160800xx01xxxx | 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 | 78 | 25.53 | 27.63 | 85.90% | 81.55 | ①② |
160620xx01xxxx | 膝の外傷(スポーツ障害等を含む。)腱縫合術等 | 42 | 17.88 | 11.91 | 9.52% | 30.74 | ①② |
160850xx97xx0x | 足関節・足部の骨折、脱臼その他の手術あり | 21 | 12.38 | 9.86 | 9.52% | 39.48 | |
070230xx01xxxx | 膝関節症(変形性を含む)人工関節再置換術等 | 18 | 26.61 | 26.26 | 66.67% | 76.17 | ① |
160760xx97xx0x | 前腕の骨折 手術あり | 17 | 8.06 | 5.49 | 5.88% | 63.82 | ① |
整形外科では股関節大腿近位骨折に対して、人工骨頭挿入術を行う治療が1位となっており、平均年齢は81.55歳となっています。 また、手術後は、リハビリなどの目的で転院した患者さんが、早期に自宅に帰れるようなクリティカルパスを作成し、地域の病院と連携をとりながら使用しているため、転院率が高くなっています。 |
・股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術:① 大腿骨頚部骨折(骨接合術) ② 大腿骨頚部骨折(人工骨頭挿入術)
・膝の外傷(スポーツ障害等を含む。)腱縫合術等:① 前十字靭帯損傷(ACL再建) ② 関節鏡(半月板切除)
・膝関節症(変形性を含む)人工関節再置換術等:① 橈骨遠位端骨折
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
070010xx970xxx | 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。)その他の手術あり | 30 | 5.13 | 5.11 | 0% | 43.57 | |
020230xx97x0xx | 眼瞼下垂 手術あり | 29 | 4.14 | 3.44 | 0% | 75.24 | |
070010xx010x0x | 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。)四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等 | 18 | 8.56 | 5.94 | 0% | 45.94 | |
180060xx97xxxx | その他の新生物 手術あり | 15 | 6.07 | 6.76 | 0% | 45.4 | |
160610xx97xxxx | 四肢筋腱損傷 その他の手術あり | 13 | 13.69 | 10.04 | 0% | 57.08 |
形成外科では、骨軟部の良性腫瘍に対する手術が1位となっています。 眼瞼下垂に対する手術が2位となっており、平均年齢が75.24歳となっています。 |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
010060×2990401 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内かつJCS10未満)エダラボンあり | 37 | 18.57 | 16.54 | 45.95% | 72.78 | ① |
010040x099x00x | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満)手術なし | 28 | 19.61 | 19.35 | 57.14% | 64.54 | ①② |
160100xx97x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり | 28 | 14.00 | 9.87 | 17.86% | 72.54 | ①② |
160100xx99x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし | 22 | 13.14 | 7.52 | 4.55% | 58.95 | ① |
010060×2990201 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内かつJCS10未満)手術・処置等2あり | 19 | 16.21 | 16.73 | 47.37% | 79.32 | ①② |
脳神経外科では脳梗塞に対して治療を行った症例が1位となっており、平均年齢は72.78歳となっています。 また、地域連携パスのクリティカルパスを使用しており、リハビリ目的で転院する場合があります。 |
・脳梗塞(脳卒中発症3日目以内かつJCS10未満)エダラボンあり:① 軽症脳梗塞連携パス
・非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満)手術なし:① 軽症脳出血連携パス ② 重症脳出血連携パス
・頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし:① 頭部外傷治療
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050080xx01010x | 弁膜症 弁置換術等 中心静脈あり | 37 | 22.30 | 24.70 | 37.84% | 72.59 | ①②③ |
050163xx02x1xx | 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) | 14 | 21.36 | 21.94 | 28.57% | 71.86 | ① |
050050xx0101xx | 狭心症 CABG | 13 | 25.00 | 23.36 | 15.38% | 70.00 | ①②③ |
050161xx97x10x | 解離性大動脈瘤 大動脈瘤切除術 中心静脈あり | 12 | 23.75 | 28.23 | 58.33% | 74.25 | ①②③ |
050130xx99000x | 心不全 手術なし | – | – | 17.95 | – | – |
※患者数が10未満の症例は「DPCコード」、「DPC名称」、「平均在院日数(全国)」のみを表示しています。
心臓血管外科では弁膜症に対する手術が1位となっており、平均年齢は72.59歳となっています。 「弁置換術・弁形成術」、「冠動脈バイパス術(CABG)などを1回の手術で同時に行うこともあります。 |
・弁膜症 弁置換術等 中心静脈あり:① 開心術(術前) ② 弁置換術 ③ 開心術(術後)
・非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。):① 腹部大動脈瘤切除術
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
080006xx01x0xx | 基底細胞癌等 皮膚悪性腫瘍切除術等 | 43 | 6.72 | 8.78 | 0% | 74.23 | |
080020xxxxxxxx | 帯状疱疹 | 23 | 8.65 | 8.96 | 4.35% | 65.17 | ① |
080190xxxxxxxx | 脱毛症 | 17 | 3.82 | 3.72 | 0% | 32.35 | |
080011xx99xxxx | 急性膿皮症 手術なし | 14 | 18.14 | 11.97 | 14.29% | 57.07 | |
080005xx99x1xx | 黒色腫 手術なし 手術・処置等1あり | – | – | 9.98 | – | – |
※患者数が10未満の症例は「DPCコード」、「DPC名称」、「平均在院日数(全国)」のみを表示しています。
皮膚科では、皮膚がんに対して腫瘍切除術を行った症例が1位となっており、平均年齢は74.23歳となっています。 皮膚科では、「帯状疱疹」、「脱毛症」、「急性膿皮症」、「黒色腫」などに対しても加療を行っています。 |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110070xx0200xx | 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術) | 92 | 10.03 | 7.44 | 0% | 74.46 | ① |
110280xx02x00x | 末期腎不全 内シャントまたは外シャント設置術等 | 49 | 2.8 | 8.87 | 12.24% | 71.37 | ① |
110060xx99x20x | 腎盂・尿管の悪性腫瘍 手術なし | 24 | 10.92 | 11.71 | 0% | 77.75 | ①② |
11001xxx01x0xx | 腎腫瘍 腎(尿管)悪性腫瘍手術等 | 23 | 16.61 | 12.52 | 8.7% | 63.96 | ① |
180040xx01x0xx | 手術処置の合併症 内シャント又は外シャント設置術等 | 22 | 16.55 | 12.65 | 22.73% | 69.55 | ① |
泌尿器科では、膀胱悪性腫瘍に対して経尿道的に行う手術が1位となっており、平均年齢は74.46歳となっています。
当院は慢性腎不全などに対する透析治療を行う際、内シャント設置術などを行っており、泌尿器科で手術を行っています。 |
・腎腫瘍 腎(尿管)悪性腫瘍手術等:① 腎臓摘出術
産婦人科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
120180xx01xxxx | 帝王切開術あり | 66 | 11.23 | 9.88 | 1.52% | 32.05 | ① |
120070xx02xxxx | 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(膣式を含む。) | 58 | 6.19 | 6.42 | 1.72% | 43.81 | ①② |
12002xxx99x40x | 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 化学療法あり | 52 | 5.10 | 5.12 | 0% | 51.56 | ① |
120170xx99x0xx | 早産、切迫早産 手術なし | 49 | 24.18 | 20.79 | 4.08% | 30.78 | ①② |
120060xx01xxxx | 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 | 47 | 8.77 | 10.05 | 0% | 45.30 | ① |
地域周産期母子医療センターとして、妊娠後期から新生児早期までの周産期医療に力を入れているため、様々なリスクを抱えた妊産褥婦の方々を受け入れており、周産期の管理をおこなっています。 帝王切開術を行った症例が1位となっており、平均年齢は32.05歳となっています。 卵巣の良性腫瘍に対して卵巣部分切除術を行った症例が58例となっており、平均年齢は43.81歳となっています。 |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
020160xx97xxx0 | 網膜剥離 硝子体茎顕微鏡下離断術等 片眼 | 75 | 11.24 | 10.53 | 0% | 55.93 | ①②③ |
020110xx97xxx0 | 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 | 28 | 3.07 | 2.91 | 14.29% | 73.54 | ①② |
020220xx97xxx0 | 緑内障 手術あり 片眼 | 24 | 11.46 | 9.15 | 0% | 67.88 | ①②③ |
020180xx97x0x0 | 糖尿病性増殖性網膜症 硝子体茎顕微鏡下離断術 | 22 | 9.41 | 8.27 | 0% | 62.00 | ① |
020200xx9710xx | 黄斑円孔 硝子体茎顕微鏡下離断術 | 21 | 8.57 | 7.72 | 0% | 68.76 | ① |
眼科では網膜剥離の疾患に対する加療が1位となっており、平均年齢は55.93歳となっています。 2位の白内障、水晶体の疾患は平均年齢が73.54歳となっています。 また、眼科では白内障に対して短期滞在で入院加療を行っており、合計は268件となっています。 |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
03001xxx01000x | 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 | 26 | 16.69 | 14.06 | 0% | 68.12 | ①② |
03001xxx99x00x | 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 なし | 22 | 20.09 | 13.57 | 22.73% | 65.18 | |
100020xx01x0xx | 甲状腺の悪性腫瘍 手術あり | 22 | 8.32 | 9.27 | 0% | 56.55 | ① |
030150xx97xxxx | 唾液腺腫瘍摘出術 | 21 | 8.86 | 7.75 | 0% | 59.81 | ①② |
130030xx97x00x | 非ホジキンリンパ腫 手術あり | 21 | 6.29 | 9.18 | 0% | 70.05 | ① |
耳鼻いんこう科では頭頸部の悪性腫瘍に対して手術を行った症例が1位となっており、平均年齢は68.12歳となっています。 |
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | 140 | 27 | 40 | 33 | 1 | 51 | 1 | 7 |
大腸癌 | 110 | 68 | 78 | 59 | 1 | 125 | 2 | 7 |
乳癌 | 15 | 29 | 3 | 8 | 7 | 20 | 1 | 7 |
肺癌 | 90 | 36 | 122 | 388 | 39 | 179 | 1 | 6,7 |
肝癌 | 6 | 18 | 3 | 12 | 0 | 80 | 2 | 7 |
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
胃癌、大腸癌ではstageⅠの件数が多く、早期の癌に対して内視鏡的治療(粘膜下層剥離術など)を行っています。 乳癌は早期癌にくらべて進行した癌の件数が少ない結果になっています。 肺癌はstageⅠ、stageⅡで手術を行う症例が多く、stageⅢ、stageⅣは内科的治療をおこなっています。 また、肺癌はstageⅣ症例が多く、ほとんどが化学療法(抗がん剤による治療)を行っています。 肝癌の症例の多くは、内科的治療を行っています。 |
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | 28 | 10.54 | 55.71 |
中等症 | 115 | 13.03 | 72.43 |
重症 | 19 | 20.89 | 78.84 |
超重症 | 32 | 17.56 | 79.16 |
不明 | – | – | – |
※患者数が10未満の症例は厚生労働省の規程により「‐」で表示しています。
軽症の場合は外来治療が基本となりますが、患者さんの状態によっては入院しての加療となる場合があります。 重症度が高くなると平均年齢も高い傾向にあります。 |
ICD10 | 傷病名 | 発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|---|---|
G45$ | 一過性脳虚血発作及び関連症候群 | – | 23 | 6.04 | 71.96 | 0% |
G46$ | 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 | – | – | – | – | – |
I63$ | 脳梗塞 | 3日以内 | 182 | 21.06 | 76.68 | 50.55% |
その他 | 15 | 16.87 | 78.27 | 40.00% | ||
I65$ | 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの | – | 25 | 11.80 | 74.60 | 8.00% |
I66$ | 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの | – | – | – | – | – |
I675 | もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> | – | – | – | – | – |
I679 | 脳血管疾患,詳細不明 | – | – | – | – | – |
※患者数が10未満の症例は厚生労働省の規程により「‐」で表示しています。
当院で脳梗塞の治療をされる場合、多くは、発症後3日以内に治療開始となっています。当院では、入院当日又は入院翌日から早朝のリハビリテーションを開始し、早期の退院・転院につながるよう努めております。 急性期の治療が終了したのち全体の約4割の患者さんが脳卒中地域連携パスにより転院されています。 転院された患者さんは、地域の医療機関でリハビリテーションを継続したのち、ご自宅へ退院となります。 |
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K6113 | 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) | 10 | 13.70 | 23.50 | 0% | 65.30 | |
K9212ロ | 造血幹細胞採取(末梢血幹細胞採取)(自家移植) | – | – | – | – | – | |
K6261 | リンパ節摘出術(長径3cm未満) | – | – | – | – | – | |
K6262 | リンパ節摘出術(長径3cm以上) | – | – | – | – | – | |
K252 | 角膜・強膜異物除去術 | – | – | – | – | – |
※患者数が10未満の症例は「Kコード」と「名称」のみ表示しています。
血液内科では、抗がん剤治療を行うための、「抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置」の手術が1位となっており、平均年齢は65.30歳となっています。 |
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K610-3 | 内シャント設置術 | 30 | 20.51 | 27.23 | 31.40% | 73.20 | ① |
K635-3 | 連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術 | – | – | – | – | – | |
K6153 | 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他) | – | – | – | – | – | |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | – | – | – | – | – | |
K616-4 | 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 | – | – | – | – | – |
※患者数が10未満の症例は「Kコード」と「名称」のみ表示しています。
腎臓内科で腎疾患に対して行った「内シャント設置術」は泌尿器科で施行しています。 内シャント設置術を行った患者の平均年齢は73.20歳となっています。 |
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2㎝未満) | 217 | 1.16 | 1.12 | 0% | 68.74 | ① |
K721-4 | 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 | 109 | 1.39 | 4.77 | 0.92% | 71.61 | ① |
K6532 | 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) | 94 | 1.71 | 6.22 | 2.13% | 72.14 | ① |
K708-3 | 内視鏡的膵管ステント留置術 | 83 | 2.10 | 12.41 | 7.23% | 66.81 | ① |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 74 | 1.89 | 18.14 | 13.5% | 76.76 | ① |
消化器内科では「内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2㎝未満)」が217件で1位となっています。 早期の胃がんや大腸がんに対して内視鏡を用いて粘膜下層まで剥離する、「ESD」という治療を積極的に行っています。 |
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K5951 | 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) | 127 | 1.42 | 5.13 | 2.36% | 67.94 | ①② |
K616 | 四肢の血管拡張術・血栓除去術 | 123 | 1.34 | 5.49 | 8.13% | 74.53 | ① |
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) | 88 | 1.55 | 3.39 | 1.14% | 72.25 | ①②③ |
K5491 | 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞) | 71 | 0.04 | 13.80 | 9.86% | 69.62 | ①② |
K5952 | 経皮的カテーテル心筋焼灼術(その他) | 47 | 1.15 | 4.11 | 4.26% | 56.96 | ① |
循環器内科では、「経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ)」が127件で1位となっています。 経皮的カテーテル心筋焼灼術はK595 1 心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの:127件、K595 2 その他のもの:47件となっており合計が174件となっています。 経皮的冠動脈ステント留置術はK549 1 急性心筋梗塞に対するもの:71件、K549 2 不安定狭心症に対するもの:29件、K549 3 その他のもの:88件となっており合計が188件となっています。 |
・経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ):① カテーテルアブレーションPaf ② カテーテルアブレーションPSVT
・四肢の血管拡張術・血栓除去術:① PTA(経皮的下肢血管形成術)
・経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞):① 急性心筋梗塞 ② PCI目的入院
・経皮的カテーテル心筋焼灼術(その他):① カテーテルアブレーションPSVT
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7151 | 腸重積症整復術(非観血的) | 14 | 0 | 1.07 | 0% | 0.64 | |
K9131 | 新生児仮死蘇生術(仮死第1度) | 10 | 0 | 30.10 | 0% | 0 | ①② |
K9132 | 新生児仮死蘇生術(仮死第2度) | – | – | – | – | – | |
K7322 | 人工肛門閉鎖術(腸管切除を伴う) | – | – | – | – | – | |
K2762 | 網膜抗凝固術(その他特殊) | – | – | – | – | – |
※患者数が10未満の症例は「Kコード」と「名称」のみ表示しています。
当院はNICUを有しており、新生児の状態によっては、新生児仮死蘇生術を行っています。 |
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 102 | 1.91 | 7.86 | 2.94% | 61.20 | ① |
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | 89 | 1.45 | 2.49 | 0% | 28.56 | ①② |
K719-3 | 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 | 75 | 4.28 | 19.11 | 13.30% | 69.96 | ① |
K6113 | 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) | 43 | 3.95 | 10.56 | 11.60% | 68.02 | |
K718-21 | 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) | 37 | 1.78 | 5.57 | 0% | 35.24 | ①② |
外科・消化器外科では、低侵襲な治療とされる「腹腔鏡」を使用した手術が上位になっています。その中でも特に、「腹腔鏡下胆嚢摘出術」の症例が102件となっており1番多くなっています。 |
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K4762 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)) | 22 | 1.82 | 4.77 | 0% | 61.82 | ①② |
K4763 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わない)) | 17 | 2.06 | 7.59 | 0% | 64.53 | ①② |
K4765 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術・胸筋切除を併施しない) | – | – | – | – | – | |
K462 | バセドウ甲状腺全摘(亜全摘)術(両葉) | – | – | – | – | – | |
K4641 | 副甲状腺(上皮小体)腺腫過形成手術(副甲状腺摘出術) | – | – | – | – | – |
※患者数が10未満の症例は「Kコード」と「名称」のみ表示しています。
「乳腺悪性腫瘍手術」は、K4762 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの):22件、K4763 乳房切除術(腋窩部郭清を伴わない): 17件、K4764 乳房部分切除術〔腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む)]:2件、K4765 乳房切除術(腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの)・胸筋切除を併施しないもの:8件となっており合計が49件となっています。 |
・乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)):① 乳房温存手術 ② 乳房切除術
・乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わない)):① 乳房温存手術 ② 乳房切除術
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K514-23 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) | 72 | 2.03 | 8.50 | 16.70% | 69.43 | ① |
K514-21 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) | 25 | 1.40 | 7.40 | 4.00% | 71.84 | ① |
K5131 | 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除)) | 13 | 5.46 | 4.85 | 7.69% | 41.15 | ① |
K5132 | 胸腔鏡下肺切除術(その他) | 11 | 2.36 | 6.82 | 0% | 54.36 | ① |
K514-22 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(区域切除) | – | – | – | – | – |
※患者数が10未満の症例は「Kコード」と「名称」のみ表示しています。
呼吸器外科では、肺の手術に対して、低侵襲な治療とされる、胸腔鏡下による手術が上位を占めています。 |
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0461 | 骨折観血的手術(大腿・上腕・肩甲骨) | 63 | 4.02 | 19.06 | 77.80% | 74.14 | ① |
K0811 | 人工骨頭挿入術(股) | 33 | 6.33 | 17.73 | 87.90% | 81.06 | ① |
K0462 | 骨折観血的手術(下腿・手 舟状骨・前腕) | 32 | 2.00 | 13.59 | 18.80% | 53.91 | ①② |
K0821 | 人工関節置換術(膝) | 25 | 1.32 | 23.36 | 48.00% | 70.24 | ① |
K079-21 | 関節鏡下靱帯断裂形成手術(十字靭帯) | 24 | 1.00 | 21.21 | 12.50% | 23.29 | ① |
整形外科では「骨折観血的手術(大腿・上腕・肩甲骨)」が1位となっています。大腿骨の骨折に対しては地域連携パスを使用しており、リハビリ目的等で転院しています。 |
・人工関節置換術(膝):① 人工関節全置換術(TKA)
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K2191 | 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) | 24 | 0.13 | 2.71 | 0% | 75.33 | |
K0063 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径6cm以上12cm未満) | 13 | 0.23 | 3.46 | 0% | 46.08 | |
K013-21 | 全層植皮術(25㎠未満) | 13 | 8.00 | 14.69 | 7.69% | 53.54 | |
K0072 | 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) | 11 | 3.45 | 11.18 | 0% | 79.36 | |
K013-22 | 全層植皮術(25㎠以上100㎠未満) | 10 | 14.8 | 24 | 10.00% | 70.60 |
眼瞼下垂症手術は、K219 1 眼瞼挙筋前転法:24件、K219 2 筋膜移植法:1件、K219 3 その他のもの:4件となっており合計が29件となっています。 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)は、K006 1 長径3㎝未満:3件、K006 2 長径3cm以上6cm未満:7件、K006 3 長径6cm以上12㎝未満:13件、K006 4 長径12cm以上:8件となっており合計が31件となっています。 全層植皮術は、K013-21 25㎠未満:13件、K013-22 25㎠以上100㎠未満:10件、K013-23 100㎠以上200㎠未満:5件、K013-24 200㎠以上:3件となっており合計が31件となっています。 皮膚悪性腫瘍切除術は、K007 1 広汎切除:0件、K0072 単純切除:11件となっています。 |
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K164-2 | 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 | 28 | 2.86 | 12.50 | 28.60% | 79.64 | ① |
K1781 | 脳血管内手術(1箇所) | 22 | 2.45 | 27.59 | 27.30% | 63.68 | |
K1692 | 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) | 15 | 4.87 | 30.67 | 33.30% | 52.13 | |
K1771 | 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) | 15 | 3.80 | 25.20 | 40.00% | 65.20 | ① |
K178-4 | 経皮的脳血栓回収術 | 12 | 0 | 27.58 | 83.3% | 80.25 | ① |
脳神経外科では、慢性硬膜下血腫に対する穿孔洗浄術が1位となっており、平均年齢が79.64歳となっています。 |
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K5522 | 冠動脈、大動脈バイパス移植術(2吻合以上) | 35 | 6.46 | 24.09 | 22.90% | 66.71 | ①②③ |
K5551 | 弁置換術(1弁) | 34 | 4.62 | 21.47 | 41.20% | 75.59 | ①②③ |
K5606 | 大動脈瘤切除術(腹部大動脈(分枝血管の再建)) | 16 | 3.06 | 17.25 | 31.30% | 71.69 | ① |
K5601ニ | 大動脈瘤切除術(上行)(その他) | – | – | – | – | – | |
K5943 | 不整脈手術(メイズ手術) | – | – | – | – | – |
※患者数が10未満の症例は「Kコード」と「名称」のみ表示しています。
心臓血管外科では、不安定狭心症・心筋梗塞などの疾患に対して行われた、「冠動脈、大動脈バイパス移植術(2吻合以上)」が1位となっています。 弁置換術は、K555 1 「1弁のもの」:34件、K555 2 「2弁のもの」:3件、K555 3 「3弁のもの」:2件となっており合計が39件となっています。 このデータはDPC対象患者の集計となっており、同一手術において複数の手技を行った場合は、主たるもののみカウントしています。 |
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0072 | 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) | 40 | 0.83 | 5.45 | 0% | 73.15 | |
K0062 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm以上6cm未満) | – | – | – | – | – | |
K0053 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径4cm以上) | – | – | – | – | – | |
K0051 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm未満) | – | – | – | – | – | |
K0052 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm以上4cm未満) | – | – | – | – | – |
※患者数が10未満の症例は「Kコード」と「名称」のみ表示しています。
皮膚科で行われた、皮膚悪性腫瘍切除術は、K007 1 広汎切除とK007 2単純切除の合計が41件となっています。 皮膚悪性腫瘍切除術は平均年齢が73.15歳となっています。 |
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K8036イ | 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) | 100 | 2.88 | 6.36 | 0% | 73.64 | ① |
K610-3 | 内シャント設置術 | 71 | 1.14 | 4.46 | 15.50% | 70.49 | ① |
K773-2 | 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 | 44 | 6.64 | 13.07 | 9.09% | 70.57 | ① |
K783-2 | 経尿道的尿管ステント留置術 | 23 | 1.39 | 6.30 | 4.35% | 70.48 | |
K836 | 停留精巣固定術 | 15 | 0.20 | 1.00 | 0% | 4.47 | ① |
泌尿器科では、膀胱腫瘍に対して経尿道的に行う手術が1位となっており、平均年齢は73.64歳となっています。 内シャント設置術は71件ですが、入院診療科が腎臓内科の場合でも泌尿器科でシャント設置術を35件施行しており合わせて106件となっています。 |
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K8882 | 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) | 73 | 1.05 | 4.33 | 1.37% | 43.44 | ① |
K8981 | 帝王切開術(緊急帝王切開) | 73 | 12.62 | 7.78 | 1.37% | 30.96 | ① |
K8982 | 帝王切開術(選択帝王切開) | 72 | 11.49 | 7.15 | 0% | 32.51 | ① |
K877 | 子宮全摘術 | 57 | 1.26 | 8.35 | 5.26% | 50.37 | ①② |
K861 | 子宮内膜掻爬術 | 47 | 0.96 | 0.64 | 0% | 55.53 |
産婦人科で行われた、帝王切開術はK898 1 緊急帝王切開:73件、K898 2 選択帝王切開:72件となっており合計が145件となっています。 |
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K2821ロ | 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他) | 284 | 0.02 | 2.06 | 1.76% | 73.73 | ①② |
K2801 | 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) | 134 | 0.10 | 9.01 | 0% | 63.16 | ① |
K2821イ | 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(縫着レンズ挿入) | 30 | 0 | 2.23 | 0% | 76.07 | ①② |
K2683 | 緑内障手術(濾過手術) | 16 | 0.31 | 15.56 | 0% | 67.81 | ① |
K2682 | 緑内障手術(流出路再建術) | 10 | 0 | 2.90 | 0% | 64.30 | ①②③ |
眼科では「水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他)」の件数が284件で1位となっており、平均年齢は73.73歳となっています。 |
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K3772 | 口蓋扁桃手術(摘出) | 27 | 1.00 | 6.07 | 0% | 16.37 | ① |
K4611 | 甲状腺部分切除術、甲状腺腫摘出術(片葉のみ) | 23 | 1.22 | 5.57 | 0% | 57.00 | ① |
K6261 | リンパ節摘出術(長径3cm未満) | 22 | 1.41 | 3.41 | 0% | 66.45 | ① |
K368 | 扁桃周囲膿瘍切開術 | 17 | 0.12 | 6.00 | 0% | 42.00 | ① |
K309 | 鼓膜(排液、換気)チューブ挿入術 | 16 | 0.94 | 1.06 | 0% | 7.31 | ① |
耳鼻いんこう科では、「口蓋扁桃手術(摘出)」が27件となっていおり、平均年齢は16.37歳となっています。 |
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | – | – |
異なる | 11 | 0.09% | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 23 | 0.19% |
異なる | 13 | 0.10% | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | – | – |
異なる | – | – | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 98 | 0.79% |
異なる | 10 | 0.08% |
※患者数が10未満の症例は厚生労働省の規程により「‐」で表示しています。
当院は救急救命センターを有し、敗血症等、重篤な症例の受け入れを行っており、「敗血症」が入院契機となっている症例は、全体のDPC退院患者数の中で0.19%となっています。 また、手術・処置等の合併症の103例は、透析治療のために必要となったシャント手術後の、シャント閉塞、シャント機能低下を治療した件数です。 |
- 平成29年9月19日
- 「病院情報を公開」
- 平成29年9月28日
- 「診断群分類別患者数等」並びに「診療科別主要手術別患者数等」 患者用パスの公開
一般病棟の年齢階級別(10歳刻み)の患者数を示しています。
【特徴】
当院は、地域周産期母子センターとして、妊娠後期から新生児早期までの周産期医療に力を入れており、小児の入院施設が近隣に少ないことから、新生児・乳幼児の件数が多い傾向にあります。
当院が力を入れる医療として5本の柱を立てております。「救急医療」は三次救急を中心に最後の砦としての機能を担います。「がん医療」は診断法の高度化とともに、手術療法、化学療法、放射線療法など治療法の多様化と総合化に取り組みます。「小児・周産期医療」はハイリスク出産や重症新生児疾患を対象に診療体制の充実を図ります。「高度専門医療」は当院の診療科すべてにおいて、専門領域の高度性と先進性を追求します。「政策医療」は公共性を重んじ離島医療と感染症医療を担います。