【シリーズ:病院長の植物園(第2回)】朝顔:蒲色(かばいろ)
2021.07.19
草丈7cmの朝顔(アサガオ)です。花の直径は2.5cmしかありません。
小さい鉢で種から育てると、こんな風になります。
みなさんもためしてみてはいかがですか。
アサガオの原種は、青い一重花を咲かせるのですが、江戸時代に日本で変異種をたくさん作ったので、
今では赤、青、白、黒、縞、まだら、さまざまな色のアサガオがあります。
写真の花は「蒲色(かばいろ)」。
奥ゆかしい感じがします。
アサガオはサツマイモ属なので、おそらくサツマイモはアサガオに似た花を咲かせると思うのですが、
残念ながら見たことがありません。
現在サツマイモの盆栽に挑戦しているので、来年はお見せできるかもしれません。
今朝、目覚めると蝉が鳴いていました。
毎年、初めて蝉の声を聞く日があり、梅雨明けの合図だと思っています。
今夏は今日がその日でした。
コロナともオリンピックとも無関係に、蝉は季節を感じて土の下から地上へ出てくるのでしょう。
さて、いよいよ暑い夏が始まります。