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平成26年度佐世保市総合医療センター病院指標

2017.04.28

医療法における病院等の広告規制について（厚生労働省）

年齢階級別退院患者数
診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位３位まで）
初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
成人市中肺炎の重症度別患者数等
脳梗塞のICD10別患者数等
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位３位まで）
その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）

年齢階級別退院患者数H26年度

年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	1,376	336	397	718	685	1,217	2,685	2,987	1,871	265

【定義】
・一般病棟の年齢階級別（10歳刻み）の患者数を示しています。
【特徴】
当院は、地域周産期母子医療センターとして、妊娠後期から新生児早期までの周産期医療に力を入れており、小児の入院施設が近隣に少ないことから、新生児・乳幼児の件数が多い傾向にあります。
また地域がん診療連携拠点病院として、がん診療を中心として医療を行っています。

診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位３位まで）診断群分類別ダウンロード

血液内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
130030xx99x30x	非ホジキンリンパ腫　化学療法あり	75	17.3	19.6	2.7%	70.6
130030xx99x40x	非ホジキンリンパ腫　リツキサンあり	70	19.1	19.3	7.1%	68.5	①②
130030xx97x3xx	非ホジキンリンパ腫　手術あり　化学療法あり	70	29.8	39.7	8.6%	67.3	①

血液内科では非ホジキンリンパ腫という悪性のリンパ腫に対する治療が上位3位となっています。

クリティカルパス

・非ホジキンリンパ腫　リツキサンあり：①R-CHOP療法　②R-THP-COP療法
・非ホジキンリンパ腫　手術あり　化学療法あり：①R-THP-COP療法

　※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

腎臓内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
110280xx99000x	末期腎不全	23	8.5	14.8	8.7%	71.4	① ②
110280xx99010x	末期腎不全人工腎臓その他の場合あり	21	11.3	16.4	4.8%	64.0	①
110280xx991x0x	糸球体腎炎等　生検あり	14	14.4	7.4	7.1%	45.1	①

腎臓内科では腎疾患に対する治療が多く、なかでも末期腎不全の治療が1位となっています。「透析療法と食事」についてや透析食の作り方など、栄養士による栄養指導も行っています。
また、糸球体腎炎に対して、「腎生検」を行っています。

クリティカルパス

　・末期腎不全：① 慢性腎臓病教育入院　② 腎生検
　・末期腎不全人工腎臓その他の場合あり：① 血液透析導入
・糸球体腎炎等　生検あり：① 腎生検
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

糖尿病・内分泌内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
100070xxxxxxxx	2型糖尿病	78	11.5	16.1	0.0%	62.4	①
100060xxxxxxxx	1型糖尿病	18	13.7	15.4	0.0%	52.6	①
070560xx99x0xx	リウマチ性多発筋痛	12	26.1	18.9	8.3%	62.2

糖尿病・内分泌内科では生活習慣病と呼ばれる2型糖尿病に対する治療が1位となっています。
主に教育入院を行い、食生活の改善、生活習慣の見直し、血糖コントロールの改善を目標として指導を行います。
教育入院は1型糖尿病に対しても行っています。
他科で入院加療中の患者さんに対しても血糖コントロールが必要な場合は診察や治療を行っています。

クリティカルパス
・2型糖尿病：① 糖尿病教育入院
・1型糖尿病：① 糖尿病教育入院
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

消化器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
060340xx03x00x	胆管結石、胆管炎　乳頭切開術ｽﾃﾝﾄ等あり	113	11.4	11.7	2.7%	72.8	① ②
060020xx04x0xx	早期胃がん　EMR,ESD	92	9.5	9.8	0.0%	74.2	①
060050xx97x0xx	肝・肝内胆管の悪性腫瘍（続発性を含む。）血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等）	80	14.4	12.7	2.5%	73.3	① ②

消化器内科で最も多い症例は胆管結石、胆管炎、胆管狭窄などの胆道疾患です。
また、早期の胃がんや大腸がんに対して内視鏡を用いて粘膜下層まで剥離する「ESD」という治療を積極的に行っています。
肝・肝内胆管の悪性腫瘍に対しても、内視鏡的逆行性膵胆管造影という内視鏡を用いた治療を行っています。

クリティカルパス
・胆管結石、胆管炎　乳頭切開術ｽﾃﾝﾄ等あり：① 内視鏡的逆行性膵胆管造影（ERCP）　② 内視鏡的乳頭括約筋切開術
・早期胃がん　EMR,ESD：① 内視鏡的粘膜下層剥離術(ＥＳＤ)
・肝・肝内胆管の悪性腫瘍：① 内視鏡的逆行性膵胆管造影（ERCP） ② 肝動脈塞栓療法(TAE)
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

呼吸器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
040040xx9904xx	肺がん　化学療法有	323	15.0	14.3	1.2%	67.0	① ② ③
040080x099x0xx	肺炎	141	16.3	15.2	16.3%	71.1	①
040040xx99100x	肺がん　気管支ﾌｧｲﾊﾞｰあり	130	4.0	3.3	3.1%	72.3	①

呼吸器内科では肺がんに対して入院加療を行った症例が1位となっており、平均年齢が67.0歳となっています。
肺がんに対する化学療法目的の入院は計画された短期入院を繰り返し治療を行いますが、最近では外来での治療も行っています。

クリティカルパス
・肺がん　化学療法有：① ドセタキセル ② ティーエスワン治療 ③ シスプラチン、ジェムザール
・肺炎：① 肺炎
・肺がん　気管支ﾌｧｲﾊﾞｰあり：① 気管支鏡検査

※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

循環器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
050050xx99100x	心臓カテーテル検査	281	2.6	3.1	0.7%	68.4	① ②
050050xx0200xx	狭心症　ステント留置術等	101	4.6	5.0	1.0%	68.4	① ② ③
050070xx01x0xx	頻脈性不整脈　経皮的カテーテル心筋焼灼術	95	8.3	5.7	6.3%	65.9	① ② ③

循環器内科では、心電図や血液検査などで心臓に異常所見がある場合に、カテーテル検査を使って心臓の検査を行う「心臓カテーテル検査」を多くおこなっています。検査後に加療が必要な場合は、狭心症に対してステント留置術、不整脈に対して経皮的カテーテル心筋焼灼術等による加療を行います。

クリティカルパス
・心臓カテーテル検査：① 心臓カテーテル検査 ② 心不全
・狭心症　ステント留置術等：① 心臓カテーテル検査 ② 経皮的下肢血管形成術(PTA) ③ 経皮的冠動脈形成術（PCI）目的入院
・頻脈性不整脈　経皮的カテーテル心筋焼灼術：① カテーテルアブレーションＰａｆ ② カテーテルアブレーションPSVT ③ 心不全
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

神経内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
010060x099030x	脳梗塞（JCS10未満）手術なし　エタラボンあり副傷病なし	17	21.1	18.9	70.6%	72.2	① ②
010060x099000x	脳梗塞（JCS10未満）手術なし	14	26.1	16.2	57.1%	78.5	① ②
010230xx99x00x	てんかん	12	7.8	7.3	8.3%	48.9

神経内科では「脳梗塞（JCS10未満）手術なし　エタラボンあり副傷病なし」は約7割の患者さんが転院しており、「脳梗塞（JCS10未満）手術なし」では約6割の患者さんが転院されています。
回復期病院（リハビリ・療養目的）へ転院することで、患者さんが早期に自宅に帰れるようなクリティカルパスを作成し、使用しています。

クリティカルパス
・脳梗塞（JCS10未満）手術なし　エタラボンあり副傷病なし：① 軽症脳梗塞連携パス ② 重症脳梗塞連携パス
・脳梗塞（JCS10未満）手術なし：① 軽症脳梗塞連携パス ② 重症脳梗塞連携パス
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

小児科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
040080x1xxx0xx	肺炎、急性気管支炎（15歳未満）	316	5.8	5.7	0.0%	1.3	①
150010xxxxx0xx	ウイルス性腸炎	98	4.2	5.6	0.0%	3.2	①
140010x199x00x	新生児発熱	74	8.0	6.1	6.8%	0.0	① ② ③

小児科では肺炎・急性気管支炎（15歳未満）に対する加療が316件と1位を占めており、次いでウイルス性腸炎、新生児発熱の順で多くなっています。
ウイルス性腸炎は、自院での在院日数は4.2日で全国の在院日数より約1日短くなっています。

クリティカルパス
・肺炎、急性気管支炎（15歳未満）：① 気管支炎・肺炎
・ウイルス性腸炎：① 感染性腸炎
・新生児発熱：① 新生児感染症 ② 新生児呼吸障害 ③ 新生児黄疸
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

外科・消化器外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
060035xx99x50x	大腸の悪性腫瘍　化学療法あり	70	5.0	4.5	2.9%	68.1	① ②
060035xx0100xx	大腸の悪性腫瘍　結腸切除等有	59	19.9	18.6	15.3%	71.7	① ②
060020xx99x30x	胃がん　化学療法あり	50	3.8	6.9	0.0%	64.7	① ②

外科では消化器に対する手術を行っています。患者さんによっては手術後に化学療法目的に入院と退院を計画的に短期で繰り返す治療も行っており、1位にはそのような症例の件数があがっています。
また、胃癌に対しても化学療法目的に入院と退院を計画的に短期で繰り返す治療をおこなっています。

クリティカルパス
・大腸の悪性腫瘍　化学療法あり：① m FOLFOX 6 (アバスチン入り） ② ベクティビックス＋m FOLＦOX6
・大腸の悪性腫瘍　結腸切除等有：① 腹腔鏡下腸切除術 ② 結腸切除術
・胃がん　化学療法あり：① ＴＳ－１（３投２休）＋CDDP（Day８) ② 外科化学療法
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

乳腺外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
090010xx01x0xx	乳房の悪性腫瘍　乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清あり）等	19	12.1	12.2	5.3%	58.3	①
090010xx02x0xx	乳房の悪性腫瘍　乳腺悪性腫瘍手術　単純乳房切除術（乳腺全摘術）等	17	10.2	10.8	5.9%	71.6	①
090010xx03x0xx	乳房の悪性腫瘍　乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清なし）	16	7.6	7.3	0.0%	62.1	①

乳腺外科では、乳腺の悪性腫瘍に対する、手術を主に行っています。
上位3つの自院での平均在院日数は、概ね全国の平均在院日数と同じ退院日数になっています。

クリティカルパス
・乳房の悪性腫瘍　乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清あり）：① 乳房切除術
・乳房の悪性腫瘍　乳腺悪性腫瘍手術　単純乳房切除術（乳腺全摘術）等：① 乳房切除術
・乳房の悪性腫瘍　乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清なし）：① 乳房切除術
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

呼吸器外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
040040xx97x0xx	肺の悪性腫瘍　手術あり	81	14.2	13.9	6.2%	69.7	①
040200xx01x00x	気胸　肺切除術等	11	11.5	10.0	0.0%	22.9	①
060010xx99x40x	食道の悪性腫瘍（頸部を含む。）化学療法ありかつ放射線療法なし	–	–	10.2	–	–

※患者数が10未満の症例は「DPCコード」、「DPC名称」、「平均在院日数（全国）」のみを表示しています。

呼吸器外科では肺の悪性腫瘍に対する手術が1位となっており、平均年齢は69.7歳となっています。
気胸に対する肺切除術を行っており、平均年齢は22.9歳となっています。

クリティカルパス
・肺の悪性腫瘍　手術あり： ① 肺切除術
・気胸　肺切除術等：① 自然気胸
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

整形外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
160800xx01xxxx	股関節大腿近位骨折　人工骨頭挿入術	73	27.7	30.3	84.9%	84.6	①
160760xx97xx0x	前腕の骨折　手術あり　副傷病なし	36	5.3	6.1	0.0%	43.5	①
160620xx01xxxx	肘、膝の外傷　腱縫合術等	26	18.8	11.9	3.8%	29.4	① ②

整形外科では股関節大腿近位骨折に対して、人工骨頭挿入術を行う治療が1位となっており、平均年齢は84.6歳となっています。
転院率が84.9％となっているのは、リハビリなどの目的で転院し患者さんが、早期に自宅に帰れるようなクリティカルパスを作成し、地域の病院と連携をとりながら使用しているからです。

クリティカルパス
・股関節大腿近位骨折　人工骨頭挿入術：① 大腿骨頚部骨折（骨接合術）
・前腕の骨折　手術あり　副傷病なし：① 撓骨遠位端骨折
・肘、膝の外傷　腱縫合術等：① 前十時靱帯損傷（ACL再建） ② 関節鏡（半月板切除）
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

形成外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
070010xx970xxx	骨軟部の良性腫瘍　その他の手術あり	24	4.1	4.9	0.0%	49.0
020230xx97x0xx	眼瞼下垂　手術あり	22	4.8	3.5	0.0%	75.5
180060xx97xxxx	皮膚腫瘍等　皮下腫瘍摘出術	20	6.5	6.4	0.0%	33.1

形成外科では、骨軟部の良性腫瘍に対する手術が1位となっています。
眼瞼下垂に対する手術が2位となっており、平均年齢が75.5歳となっています。

脳神経外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
010060x099030x	脳梗塞（JCS10未満）手術なし　エダラボンあり　副傷病なし	32	16.3	18.9	28.1%	77.5	① ②
010060x099000x	脳梗塞（JCS10未満）手術なし	23	13.3	16.2	30.4%	76.0	① ②
010040x099x00x	非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満）手術なし	20	16.2	20.8	50.0%	65.4	① ② ③

脳神経外科では上位3つの症例は自院での在院日数が全国の在院日数より短くなっています。
また、地域連携パスのクリティカルパスを使用しており、リハビリ目的で転院する場合があります。

クリティカルパス
・脳梗塞（JCS10未満）手術なし　エダラボンあり　副傷病なし： ① 軽症脳梗塞連携パス ② 重症脳梗塞連携パス
・脳梗塞（JCS10未満）手術なし： ① 軽症脳梗塞連携パス ② 重症脳梗塞連携パス
・非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満）手術なし：① 軽症脳出血連携パス ② 重症脳出血連携パス　③ 脳血管造影検査
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

心臓血管外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
050080xx01010x	弁膜症　弁置換術等　中心静脈あり	15	22.1	26.8	46.7%	72.0	①②③
050050xx0101xx	狭心症　CABG	14	22.1	25.3	28.6%	68.1	①②③
050161xx97x10x	解離性大動脈瘤　大動脈瘤切除術　中心静脈あり	10	28.3	30.5	70.0%	70.8	①②

心臓血管外科では弁膜症に対する手術が1位となっており、平均年齢は72.0歳となっています。
「弁置換術・弁形成術」、「冠動脈バイパス術（CABG）」などを1回の手術で同時に行うこともあります。
また、腹部動脈瘤や大動脈解離に対する手術も行っており、平均年齢は70.8歳となっています。

クリティカルパス
・弁膜症　弁置換術等　中心静脈あり：① 開心術（術前）　② 開心術後（弁置換・弁形成術） ③ 開心術（術後）
・狭心症　CABG：① 開心術（術前） ② 開心術後（冠動脈バイパス術）　③ 開心術（術後）
・解離性大動脈瘤　大動脈瘤切除術　中心静脈あり：① 腹部大動脈瘤切除術　② 大動脈解離スタンフォードB型
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

皮膚科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
080020xxxxxxxx	帯状疱疹	38	7.0	9.1	0.0%	67.3	①
080006xx01x0xx	有棘細胞癌等　皮膚悪性腫瘍切除術等	33	10.0	10.2	3.0%	73.5
180060xx97xxxx	皮膚腫瘍等　皮下腫瘍摘出等	23	4.1	6.4	0.0%	61.3

皮膚科での入院は、帯状疱疹による入院が1位となっており、平均在院日数は全国に比べ2.1日短い期間で退院しています。

クリティカルパス

　・帯状疱疹：① 帯状疱疹

　※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

泌尿器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
110070xx0200xx	膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）	76	12.4	7.9	2.6%	72.2	①
110280xx02x00x	末期腎不全　内シャントまたは外シャント設置術等	33	2.5	10.6	15.2%	70.9	①
110080xx9901xx	前立腺癌　化学療法あり	24	8.9	13.8	4.2%	75.3	①

泌尿器科では膀胱腫瘍に対して経尿道的に行う手術が1位となっており、平均年齢は72.2歳となっています。
当院では慢性腎不全に対する透析治療を行う際、内シャント設置術を行う場合は、泌尿器科で手術を行っています。
前立腺癌に対する化学療法を行っており、平均年齢は75.3歳となっています。

クリティカルパス
・膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）：① 経尿道的膀胱腫瘍切除術
・末期腎不全　内シャントまたは外シャント設置術等：① 内シャント造設術
・前立腺癌　化学療法あり：① 化学療法（ジェムザール・タキソール療法）
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

産婦人科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
120170xx99x0xx	早産、切迫早産　手術なし	71	29.4	21.5	5.6%	29.6	①
120180xx01xxxx	帝王切開術あり	71	11.3	10.1	1.4%	32.8	①
120180xx99xxxx	胎児発育不全、前期破水等　手術なし	59	9.4	4.2	3.4%	32.2	①

産婦人科では、周産期に関する患者数が上位3つを占めています。
帝王切開術による分娩をおこなっており患者数は71件となっています。

クリティカルパス
・早産、切迫早産　手術なし：① 切迫早産
・帝王切開術あり：① 帝王切開術
・胎児発育不全、前期破水等　手術なし：① 経膣分娩
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

眼科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
020160xx97xxx0	網膜剥離　硝子体茎顕微鏡下離断術　片眼	50	14.1	11.4	0.0%	57.5	① ②
020180xx97x0x0	糖尿病網膜症　硝子体茎顕微鏡下離断術	18	10.4	8.3	0.0%	58.1	①
020200xx9710xx	黄斑円孔　硝子体茎顕微鏡下離断術	17	11.8	8.0	0.0%	66.1	①

眼科では硝子体の疾患に対する加療が上位3つを占めています。転移率はすべて0.0%となっています。

クリティカルパス
・網膜剥離　硝子体茎顕微鏡下離断術　片眼：① 硝子体手術 ② 強膜内陥術
・糖尿病網膜症　硝子体茎顕微鏡下離断術：① 硝子体手術
・黄斑円孔　硝子体茎顕微鏡下離断術：① 硝子体手術
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

耳鼻いんこう科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
030150xx97xxxx	唾液腺腫瘍摘出術	35	9.7	7.9	0.0%	62.5	① ② ③
03001xxx99x3xx	頭頸部悪性腫瘍　化学療法あり放射線療法あり	19	76.6	43.5	5.3%	66.4	①
030240xx99xxxx	扁桃周囲膿瘍等　手術なし	17	8.7	5.4	0.0%	30.1	①

耳鼻いんこう科では、唾液腺腫瘍摘出術が1位となっています。
唾液腺腫瘍摘出術は疾患に応じて、頚部手術、舌部分切除術、内視鏡下鼻内手術などのクリティカルパスを使用しています。
扁桃周囲膿瘍等手術なしは、平均年齢が30.1歳となっています。

クリティカルパス
・唾液腺腫瘍摘出術：① 頚部手術 ② 舌部分切除術 ③ 内視鏡下鼻内手術
・頭頸部悪性腫瘍　化学療法あり放射線療法あり：① 耳鼻咽喉科化学療法
・扁桃周囲膿瘍等　手術なし：① 扁桃周囲膿瘍または扁桃炎
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

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	初発					再発	病期分類基準	版数
	Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明	再発	病期分類基準	版数
胃癌	113	19	14	20	–	31	1	7
大腸癌	80	51	46	44	–	42	1	7
乳癌	24	24	–	–	–	12	1	7
肺癌	107	24	62	98	11	66	1	7
肝癌	11	23	–	–	–	83	1	7

※ 病期分類基準：UICC TNM分類
※患者数が10未満の症例は厚生労働省の規程により「 – 」で表示しています。

胃癌、大腸癌でstageⅠの件数が多く、早期の癌に対して内視鏡的治療（粘膜下層剥離術など）を行っています。
乳癌は早期癌にくらべて進行した癌の件数が少ない結果になっています。
肺癌はstage Ⅰ、stage Ⅱで手術を行う症例が多く、stageⅡ、stage　Ⅳは内科的治療をおこなっています。
肝癌に対しては内科的治療を行う症例が多いです。

成人市中肺炎の重症度別患者数等　成人市中肺炎ダウンロード

重症度	症例数	平均在院日数	平均年齢
軽症	38	12.4	49.8
中等症	101	16.6	73.8
重症	23	21.4	83.7
超重症	16	12.3	78.1
不明	–	–	–

※患者数が10未満の症例は厚生労働省の規程により「-」で表示しています。

成人市中肺炎の重症度は「中等症」が101件と多く、平均年齢は73.8歳となっています。
成人市中肺炎の重症度の「重症」は23件と4つの重症度の中では3番目となっていおり、平均年齢は83.7歳と一番高くなっています。

脳梗塞のICD10別患者数等　脳梗塞のICD10患者別ダウンロード

ICD10	傷病名	発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
G45$	一過性脳虚血発作及び関連症候群	3日以内	11	4.8	71.1	0.0%
G45$	一過性脳虚血発作及び関連症候群	その他	–	–	–	–
G46$	脳血管疾患における脳の血管(性)症候群	3日以内	–	–	–	–
G46$	脳血管疾患における脳の血管(性)症候群	その他	–	–	–	–
I63$	脳梗塞	3日以内	125	23.3	76.3	48.0%
I63$	脳梗塞	その他	15	13.1	60.7	26.7%
I65$	脳実質外動脈の閉塞及び狭窄，脳梗塞に至らなかったもの	3日以内	–	–	–	–
I65$	脳実質外動脈の閉塞及び狭窄，脳梗塞に至らなかったもの	その他	–	–	–	–
I66$	脳動脈の閉塞及び狭窄，脳梗塞に至らなかったもの	3日以内	–	–	–	–
I66$	脳動脈の閉塞及び狭窄，脳梗塞に至らなかったもの	その他	–	–	–	–
I675	もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症>	3日以内	–	–	–	–
I675	もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症>	その他	–	–	–	–
I679	脳血管疾患，詳細不明	3日以内	–	–	–	–
I679	脳血管疾患，詳細不明	その他	–	–	–	–

　※患者数が10未満の症例は厚生労働省の規程により「 ‐ 」で表示しています。

当院で脳梗塞の治療をされる場合、多くは、発症後3日以内に治療開始となっています。当院では、入院当日又は入院翌日から早期の退院・転院につながるよう努めております。
急性期の治療が終了したのち、全体の約4割の患者さんが脳卒中地域連携パスにより転院されています。
転院された患者さんは、地域の医療機関でリハビリテーションを継続したのち、ご自宅への退院となります。

診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位３位まで）手術別患者数ダウンロード

血液内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K6113	抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置（頭頸部その他）	12	7.5	21.2	8.3%	69.8
K9223	造血幹細胞移植（臍帯血移植）	10	30.4	97.0	0.0%	47.3
K9212ロ	造血幹細胞採取（末梢血幹細胞採取）（自家移植）	–	–	–	–	–

※患者数が10未満の症例は「Kコード」と「名称」のみを表示しています。

血液内科では、抗がん剤治療を行うための、「抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置」の手術が1位となっています。
平均年齢は、69.8歳となっています。

腎臓内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K610-3	内シャント設置術	32	17.5	22.3	34.4%	76.3	① ② ③
K616-4	経皮的シャント拡張術・血栓除去術	–	–	–	–	–
K608-3	内シャント血栓除去術	–	–	–	–	–

※患者数が10未満の症例は「Kコード」と「名称」のみを表示しています。

腎臓内科で腎疾患に対しておこなった「内シャント設置術」は泌尿器科で施行しています。
平均年齢は76.3歳となっています。

クリティカルパス
・内シャント設置術： ① 腹膜透析（CAPD） ② 慢性腎臓病教育入院 ③ 内シャント造設術
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

消化器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K7211	内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術（長径2cm未満）	221	1.5	2.2	0.0%	66.9	①
K688	内視鏡的胆道ステント留置術	105	2.2	14.7	12.4%	74.7	①
K6532	内視鏡的胃、十二指腸ﾎﾟﾘｰﾌﾟ・粘膜切除術（早期悪性腫瘍粘膜下層）	97	1.7	7.9	0.0%	74.2	①

消化器内科では、「内視鏡的ポリープ・粘膜切除術（長径2㎝未満）が221件で1位となっています。
早期の胃がんや大腸がんに対して内視鏡を用いて粘膜下層まで剥離する、「ESD」という治療が3位となっています。

クリティカルパス
・内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術（長径2cm未満）：① 内視鏡的粘膜下層剥離術(ＥＳＤ)
・内視鏡的胆道ステント留置術：① 内視鏡的逆行性膵胆管造影（ERCP）
・内視鏡的胃、十二指腸ﾎﾟﾘｰﾌﾟ・粘膜切除術（早期悪性腫瘍粘膜下層）：① 内視鏡的粘膜下層剥離術(ＥＳＤ)

※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

循環器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K616	四肢の血管拡張術・血栓除去術	89	1.8	6.7	9.0%	74.9	①
K5493	経皮的冠動脈ｽﾃﾝﾄ留置術（その他）	86	2.5	4.2	1.2%	68.7	① ② ③
K5951	経皮的ｶﾃｰﾃﾙ心筋焼灼術（心房中隔穿刺、心外膜アプローチ）	60	2.3	7.2	8.3%	68.5	① ② ③

循環器内科では、「四肢の血管拡張術・血栓除去術」が89件で1位となっており平均年齢は74.9歳となっています。

クリティカルパス
・四肢の血管拡張術・血栓除去術：① 経皮的下肢血管形成術(PTA)
・経皮的冠動脈ｽﾃﾝﾄ留置術（その他）：① 心臓カテーテル検査 ② 経皮的冠動脈形成術（PCI）目的入院 ③ 心不全
・経皮的ｶﾃｰﾃﾙ心筋焼灼術（心房中隔穿刺、心外膜アプローチ）：① カテーテルアブレーションＰａｆ ② カテーテルアブレーションPSVT ③ 心不全
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

小児科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K9131	新生児仮死蘇生術（仮死第1度）	23	0.0	63.2	0.0%	0.0	① ② ③
K7151	腸重積症整復術（非観血的）	14	0.1	2.6	0.0%	2.1	①
K9132	新生児仮死蘇生術（仮死第2度）	11	0.0	49.7	9.1%	0.0

小児科では「新生児仮死蘇生術」が1位と3位となっています。

クリティカルパス
・新生児仮死蘇生術（仮死第1度）：① 新生児呼吸障害　② 超・極低出生体重児 ③ 低出生体重児（1500～2000g未満）
・腸重積症整復術（非観血的）： ① 腸重積
・新生児仮死蘇生術（仮死第2度）：① 超・極低出生体重児
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

外科・消化器外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K634	腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側）	82	1.6	3.3	0.0%	29.6	①
K672-2	腹腔鏡下胆嚢摘出術	82	1.7	7.3	2.6%	61.0	①
K719-3	腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術	67	3.8	17.8	9.0%	70.2	①

外科・消化器外科では、低侵襲な治療とされる「腹腔鏡」を使用した手術が上位3つを占めおり、その中でも特に、「腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側）」の患者数は82件となっており1番多くなっています。
また、平均年齢は29.6歳と他と比較して低くなっています。

クリティカルパス
・腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側）：① 腹腔鏡下鼠径ヘルニア
・腹腔鏡下胆嚢摘出術：① 腹腔鏡下胆嚢切除術
・腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術：① 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

乳腺外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K4762	乳腺悪性腫瘍手術（乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わない））	16	1.3	6.3	0.0%	62.1	①
K4765	乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術・胸筋切除を併施しない）	16	1.4	10.9	6.3%	57.4	①
K4763	乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術（腋窩部郭清を伴わない））	14	1.8	8.6	7.1%	72.4	① ②

乳腺外科では乳腺悪性腫瘍に対する手術を主に行っています。
上位3つの平均年齢は50代後半から60代前半となっています。

クリティカルパス
・乳腺悪性腫瘍手術（乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わない））：① 乳房温存手術
・乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術・胸筋切除を併施しない）：① 乳房切除術
・乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術（腋窩部郭清を伴わない））：① 乳房切除術 ② 乳房温存手術
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

呼吸器外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K514-23	胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（肺葉切除又は1肺葉を超える）	57	3.2	11.9	7.0%	68.6	①
K514-21	胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（部分切除）	23	2.6	10.5	4.3%	72.1	①
K5131	胸腔鏡下肺切除術（肺嚢胞手術（楔状部分切除））	17	4.5	8.1	0.0%	35.5	①

呼吸器外科では肺の悪性腫瘍に対する手術が上位2つを占めています。平均年齢は60代後半から70代前半となっています。
上位3つの手術は低侵襲な治療とされる、「胸腔鏡下」による手術となっています。

クリティカルパス
・胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（肺葉切除又は1肺葉を超える）：① 肺切除術
・胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（部分切除）：① 肺切除術
・胸腔鏡下肺切除術（肺嚢胞手術（楔状部分切除））：① 自然気胸手術
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

整形外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K0461	骨折観血的手術（大腿）	47	6.5	19.0	87.2%	86.2	①
K0462	骨折観血的手術（前腕）	33	3.7	6.9	9.1%	61.1	①
K0811	人工骨頭挿入術（股）	29	9.0	18.7	82.8%	81.8	①

整形外科では「骨折観血的手術（大腿）」が1位となっており、平均年齢は86.2歳となっています。
「骨折観血的手術（前腕）」は平均年齢が61.1歳と他と比べ低い年齢となっています。

クリティカルパス
・骨折観血的手術（大腿）：① 大腿骨頸部骨折（人工骨頭挿入術）
・骨折観血的手術（前腕）：① 撓骨遠位端骨折
・人工骨頭挿入術（股）：① 大腿骨頸部骨折（人工骨頭挿入術）
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

形成外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K2191	眼瞼下垂症手術（眼瞼挙筋前転法）	14	0.0	4.9	0.0%	74.1
K013-21	全層植皮術（25㎠未満）	12	5.8	15.8	0.0%	44.9
K0871	断端形成術（骨形成を要する）（指）	10	1.0	21.7	0.0%	68.3

眼瞼下垂手術は、眼瞼下垂症手術のK2191 眼瞼挙筋前転法：14件、K2192 筋膜移植法：2件、K2193 その他のもの：7件となっており、合計が23件となっています。
全層植皮術は、K013-21 25㎠未満：11件、K013-22 25㎠以上100㎠未満：6件、K013-23 100㎠以上200㎠未満：7件、K013-24 200㎠以上：3件となっており、合計が27件となっています。
断端形成術（骨形成を要する）は、指（手、足）：10件、その他：1件となっています。

脳神経外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K164-2	慢性硬膜下血腫洗浄・除去術（穿頭）	20	1.8	15.0	20.0%	75.7	①
K1692	頭蓋内腫瘍摘出術（その他）	17	4.7	27.5	23.5%	64.4
K1781	脳血管内手術（1箇所）	11	2.8	24.8	27.3%	65.1

脳神経外科では、慢性硬膜下血腫に対する穿頭洗浄術が1位となっており、平均年齢が75.7歳となっています。

クリティカルパス
・慢性硬膜下血腫洗浄・除去術（穿頭）：① 慢性硬膜下血腫除去術
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

心臓血管外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K5522	冠動脈、大動脈バイパス移植術（2吻合以上）	38	5.8	21.7	36.8%	67.4	① ② ③
K5551	弁置換術（1弁）	20	5.6	21.5	30.0%	73.8	① ② ③
K5943	不整脈手術（メイズ手術）	–	–	–	–	–

※患者数が10未満の症例は「Kコード」と「名称」のみを表示しています。

不安定狭心症・心筋梗塞などの疾患に対しておこなわれた、「冠動脈、大動脈バイパス移植術（2吻合以上）」が1位となっています。
弁置換術はK5551 「1弁のもの」20件の他「2弁のもの」に対する手術も1件行っており、弁置換術としては、合計21件となっています。
このデータはDPC対象患者の集計となっており、同一手術において複数の手技を行った場合は、主たるもののみ集計しています。

クリティカルパス
・冠動脈、大動脈バイパス移植術（2吻合以上）：① 開心術（術前） ② 開心術後（冠動脈バイパス術） ③ 開心術（術後）
・弁置換術（1弁）：① 開心術（術前）　② 開心術後（弁置換・弁形成術） ③ 開心術（術後）
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

皮膚科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0072	皮膚悪性腫瘍切除術（単純切除）	54	0.4	7.6	5.6%	75.5
K0051	皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出術）（長径2㎝未満）	10	0.1	2.6	0.0%	58.3
K0052	皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出術）（長径2cm以上4cm未満）	–	–	–	–	–

皮膚科ではK0072「皮膚悪性腫瘍切除術（単純切除）」が54件で1位となっており、平均年齢は75.5歳となっています。

泌尿器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K8036イ	膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（電解質溶液利用）	80	4.2	9.0	1.3%	72.3	①
K610-3	内シャント設置術	51	2.2	4.2	15.7%	71.4	①
K773-2	腹腔鏡下腎（尿管）悪性腫瘍手術	25	6.4	16.1	4.0%	66.8	①

泌尿器科では膀胱腫瘍に対して経尿道的に行う手術が1位となっており、平均年齢は72.3歳となっています。
内シャント設置術は51件ですが、入院診療科が腎臓内科の場合でもシャント設置術を32件施行しており合わせて83件となっています。

クリティカルパス
・膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（電解質溶液利用）：① 経尿道的膀胱腫瘍切除術
・内シャント設置術：① 内シャント造設術
・腹腔鏡下腎（尿管）悪性腫瘍手術：① 腎臓摘出術
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

産婦人科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K8882	子宮附属器腫瘍摘出術（両側）（腹腔鏡）	80	1.0	5.8	0.0%	40.3	①
K8982	帝王切開術（選択帝王切開）	64	12.0	8.7	0.0%	32.6	①
K877	子宮全摘術	55	1.5	9.3	1.8%	50.3	① ②

産婦人科では子宮附属器腫瘍摘出術が80件で1位となっています。平均術前日数は1.0日となっています。

クリティカルパス
・子宮附属器腫瘍摘出術（両側）（腹腔鏡）：① 婦人科腹腔鏡下手術
・帝王切開術（選択帝王切開）：① 帝王切開術
・子宮全摘術：① 開腹子宮全摘出術 ② 開腹術
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

眼科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K2821ロ	水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）（その他）	251	0.1	3.0	1.2%	74.1	①
K2801	硝子体茎顕微鏡下離断術（網膜付着組織を含む）	77	0.2	12.6	0.0%	61.5	①
K2802	硝子体茎顕微鏡下離断術（その他）	13	0.4	13.3	0.0%	62.7	①

眼科では「水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）（その他）」の件数が251件となっています。患者さんの状態や治療内容によって異なる場合や、使用しない場合がありますが、「白内障手術」のクリティカルパスを使用しています。

クリティカルパス
・水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）（その他）：① 白内障手術
・硝子体茎顕微鏡下離断術（網膜付着組織を含む）： ① 硝子体手術
・硝子体茎顕微鏡下離断術（その他）：① 硝子体手術
※患者さんの状態や治療内容によって、クリティカルパスが異なる場合や、使用しない場合があります。

耳鼻いんこう科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K3772	口蓋扁桃手術（摘出）	21	1.0	7.8	0.0%	29.3	①
K4611	甲状腺部分切除術、甲状腺腫摘出術（片葉のみ）	15	2.4	6.3	0.0%	53.2	①
K4571	耳下腺腫瘍摘出術（耳下腺浅葉摘出術）	14	2.1	8.6	0.0%	63.5

耳鼻では「口蓋扁桃手術（摘出）」に対する手術が21件となっています。平均年齢は29.3歳と他のものと比較して低い年齢となっています。

クリティカルパス
・口蓋扁桃手術（摘出）：① 扁桃摘出術
・甲状腺部分切除術、甲状腺腫摘出術（片葉のみ）：① 頚部手術
・耳下腺腫瘍摘出術（耳下腺浅葉摘出術）：① 頚部手術

その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）その他ダウンロード

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	–	–
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	10	0.09%
180010	敗血症	同一	54	0.48
180010	敗血症	異なる	17	0.15
180035	その他の真菌感染症	同一	–	–
180035	その他の真菌感染症	異なる	–	–
180040	手術・処置等の合併症	同一	69	0.61%
180040	手術・処置等の合併症	異なる	–	–

当院は救急救命センターを有し、敗血症等、重篤な症例の受け入れを行っており、「敗血症」が入院契機となっている症例は、全体のDPC退院患者の中で0.48%となっています。
また、手術・処置等の合併症の69例は、透析治療のために必要となったシャント手術後の、シャント閉塞、シャント機能低下を治療した件数です。

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