看護の日セレモニー&コンサートが行われました
2017.05.15
毎年5月12日は「看護の日」です。近代看護を築いたフローレンス・ナイチンゲール(1820年5月12日)の誕生日に由来し、1990年に制定されました。12日を含む週の日曜日から土曜日までが「看護週間」です。
当院では「看護の日」にちなみ平成9年から毎年、「看護の日セレモニー&コンサート」を行っています。ナイチンゲールの業績と思想を再認識し、職員全員がより良い医療の提供を誓うとともに、コンサートを開催し、患者さんとの楽しいひと時を過ごすことを目的としています。
5月9日の午後6時30分、厳かな雰囲気の中、看護師代表がナイチンゲール像が持つキャンドルに火を灯しました。その後、各部署の代表によるナイチンゲール像への献花、新人看護師の紹介と続き、最後に「佐世保ライアーの会」による演奏が行われました。
当院では毎年、看護師だけではなく、医師、医療技術職、事務職など患者さんを取り巻く多職種が、ナイチンゲール像の前で誓いの言葉を述べます。
それぞれの専門職が他職の誓いを聴くことで、自分の専門性を活かしながら、患者さんがより良い方向に進むように他職種と力を併せていく気持ちを強くします。
今年度は各病棟、救命救急センター、手術室等に計24名の新人看護師が配属され、 一人一人が看護や患者さんに対する熱い思いを述べました。
玄関ホールにお集まりいただいた患者さんから温かい拍手をいただいたことを忘れることなく、心をこめて日々の看護を行ってまいります♪
ハープのような美しく心地よい音色を奏でる「ライアー」。7名の皆さんが心温まる素敵な演奏・歌声を披露してくださいました。「となりのトトロ」、「いのちの歌」、「花は咲く」など全5曲で、あっという間の30分でした。演奏を聴いている人の中には涙ぐむ方もいらっしゃいました。
「佐世保ライアーの会」の皆さん、ありがとうございました。
専門的な知識・技術はもとより、常に誠実で温かみのある看護、患者さんに寄り添った看護を行う決意を固めた「看護の日」となりました。看護師一人一人が看護の原点に立ち戻り、新たな気持ちで明日からの日々の業務に臨みます。また、看護師とともに職員全員が一丸となってチーム医療を行ってまいります。