〒857-8511 長崎県佐世保市平瀬町9-3
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院長あいさつ

2016.04.01

 佐世保市総合医療センターは創立以来126年の歴史を踏まえ、平成28年4月1日より新たな一歩を踏み出しました。時代とともに変化する医療環境に柔軟に対応し、自治体病院としての使命を果たし続けるために、当院は経営形態を地方独立行政法人に移行しました。「市民の健康を守る」という当院の使命は、これからの100年においても変わることはありません。

 新時代に相応しい役割を果たすために、新たな基本理念「地域の基幹病院として、高度な医療を総合的に提供するとともに、明日を担う医療人を育成する」を掲げました。そして当院が力を入れる医療として5本の柱を立てております。「救急医療」は三次救急を中心に最後の砦としての機能を担います。「がん医療」は診断法の高度化とともに、手術療法、化学療法、放射線療法など治療法の多様化と総合化に取り組みます。「小児・周産期医療」はハイリスク出産や重症新生児疾患を対象に診療体制の充実を図ります。「高度専門医療」は当院の30診療科すべてにおいて、専門領域の高度性と先進性を追求します。「政策医療」は公共性を重んじ離島医療と感染症医療を担います。

 病院の使命を追求するに当たっては、「三つの満足」を目標とします。一つ目は「患者さんの満足」です。これには、患者さんに必要とされる医療を提供するとともに、医療の品質を高め、患者サービスの充実を図ることが大切です。二つ目は「地域の満足」です。今日の地域医療の概念は、地域住民の健康維持と増進に取り組む総合的な医療活動であり、病院や診療所などの医療機関どうしは元より、救急隊、行政機関、介護施設、医療関連企業なども連携に加わることではじめて可能となるものであります。そこでは、健全な地域医療の確保に向けて地域の医療資源をいかに活用するか、という協調を基盤とする取組みが重要となります。三つ目は「職員・学生・研修医の満足」です。医療スタッフにとって病院は、独自の能力を発揮できる場であるとともに、仕事や研修を通して自らの能力を切り拓き、成長の機会を得られる場であることが大切です。それには人材育成のシステムと優れた労働環境が不可欠です。

 佐世保市総合医療センターは創立以来の精神を受け継ぐとともに未来へと継承し、時代の要請に応える新しい病院として進化してまいります。

院長 澄川 耕二(すみかわ こうじ)

<院長プロフィール>

学歴・職歴:
1966年 3月  島根県立益田高等学校卒業
1972年 3月  大阪大学医学部卒業
1988年 8月  大阪大学医学部麻酔科助教授
1992年 2月  長崎大学医学部麻酔科教授
2001年 4月  長崎大学医学部附属病院長(併任、2005年3月まで)
2013年 4月  済生会長崎病院長
2015年 4月  佐世保市立総合病院長
2016年 4月  地方独立行政法人佐世保市総合医療センター理事長兼院長 現在に至る

学会資格:
日本麻酔科学会指導医
日本集中治療医学会専門医

主な著書:
TEXT麻酔・蘇生学(南山堂、2014年)
高齢者の周術期管理(克誠堂出版、2014年)
麻酔前の評価・準備と予後予測(克誠堂出版、2012年)

趣味:
テニス、ゴルフ、柔道