佐世保市総合医療センター 臨床研修センター

〒857-8511 長崎県佐世保市平瀬町9-3
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医学生の皆さんへ指導医よりメッセージ

指導医からのメッセージ山崎先生「研修医と一緒に仕事をするのは楽しい」。

その気持ちがいつまでも続くように私たち指導医も努力する必要があるのでしょう。研修医指導で心がけていることがいくつかあります。そのなかでも大切だと思うものは,会話に始まり会話に終わること。目の前の研修医は本当に「成長したい」と思っていて,これをはっきりと認識すること。そして,研修医が何に迷っているのか,何を知りたいのか,何をしたいのか,何をしたくないのかを,声に出して言える関係性や職場環境を作ること。これらはたいへん大切と思います。

研修医も日々途切れのない努力が必要です。数知れない量の医学知識,医療手技,ガイドライン,最新情報,保険診療上のルールなど,そのすべてを短期間のうちに身につけることなど不可能です。しかし,一週間努力したら一週間分成長し,一ヵ月努力したら一ヶ月分成長する。時に予想に反して飛躍的に成長してしまうような,自分なりの学び方を身につける方が重要ですし,生涯の財産になります。

私が思う,こう育ってほしい4つの医師像。

(1)分かっていることを分かりやすく説明できる工夫のある医師,(2)分からないことが何なのか分かっている素直な医師,(3)分からないことを追求する根気のある医師,(4)分かることが楽しいと思える医師.

「まず指導医と逢ってみる,尋ねてみる,意見をぶつける.そのとき指導医の一部が自分のものになる

みなさんと一緒に仕事ができるのが,今から楽しみです。

角田先生

 

スタッフ12名で、年間1200例(全麻1000例以上)の手術を行っています。
県北を広域にカバーする県北最大の基幹病院、かつ佐世保市の市中病院であり、治療難渋症例や稀な症例、消化器、呼吸器、乳腺などの悪性疾患の手術や化学療法、虫垂炎、胆のう炎、腹膜炎などの緊急手術まで、幅広い症例を経験できます。癌手術数は九州有数であり、内視鏡外科学会技術認定医の指導下で鏡視下手術を積極的に取り入れ、緊急手術も年間約200例あります。

当科の研修は、基本的に一人の指導医のもとで担当患者の治療を行いながら研修を行います。手術適応判断含めた初期対応、周術期管理を行っていく中で、縫合、結紮、CVカテーテル確保など外科手技の修練を行います。修練の習熟度によっては、手術の第1助手、指導医の下でCVポート留置、腸管吻合や虫垂炎の執刀などの機会もあります。

また、学会への参加や、長崎大学と連携したDry/Wet/Animal Labo Trainingも行っています。外科スタッフは分野、キャリアのバランスがとれており、なんといっても外科全体の雰囲気よく、スタッフと研修医で慰労会やレクレーションを不定期に頻回に行っています。

阿部先生

 

私自身が研修医の時、指導医に言われ特に印象深かった言葉があります。それは、「胃カメラや中心静脈カテーテル挿入は、あなたができなくてももっと上手な誰かがやってくれます。しかし、その患者さんに対してどうアセスメントして、なんの検査や治療を行うかという判断は、主治医であるあなたしかできません」という言葉です。

研修医時代はとかく目の前の手技の習得にとらわれがちです。しかし医者にとって最も大切なことは一人一人の患者さんの主訴・問題点に真摯に向き合う態度だと思います。研修医の先生方にとって重要なことはどんな手技習得よりもまず、患者さんの言葉に耳を傾け、問題点を挙げ、評価し、何をするのが最善かを考える能力の獲得だと考えます。

佐世保市総合医療センター腎臓内科は現在3人の医師が所属しており、全員がその意識をもちながら日々の診療、および研修医の指導にあたっています。ぜひこのスピリットを、研修医の皆さんと共有できたらと思います。

 

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