第20回日本医療マネジメント学会で職員が優秀演題賞を受賞
2018.07.17
６月８～９日に札幌市で開催された第２０回日本医療マネジメント学会で、当院の医療安全管理者の古田美佐子が発表した「腫瘍疑いサポートチームの活動報告」が優秀演題賞を受賞しました。
【演題の内容】
当院では年間3万件を超えるCT・MRI検査が実施され、放射線科専門医（以下放射線科医）による読影所見が99.34～99.86％で実施されています。放射線科医による画像診断で、オーダー医が予測していなかった領域の異常を指摘した場合の腫瘍疑い事例などの見落としを防止するために平成27年12月より『腫瘍疑いサポートチーム（以下サポートチーム）』を設置し活動を行ってきました。サポートチームの対象は、月3.4件と少数ではありますが、外来患者は次回受診までに6ヶ月～1年の間隔があくこともあり、介入をすることでオーダー医による適切な検査や専門医への紹介など、適切な対応につながり治療開始の遅れを防ぐことができています。
今回の受賞を機に古田医療安全管理者はさらなる貢献に意欲を燃やしています。
当院スタッフ全員にとって大変喜ばしいニュースとなりましたので、ご報告いたします。
(大熊智恵）
