〒857-8511 長崎県佐世保市平瀬町9-3
TEL:0956-24-1515(代表) / FAX:0956-22-4641

脳卒中センター

脳卒中とは

脳の血管が破れたり詰まったために、脳がダメージを受け意識障害や麻痺・言語障害を残したり、死にも至る病気です。発症直後の対応が極めて大切であり、迅速な診断・治療ができる病院への搬送が必要です。

高次脳卒中センターの認定

当院は、長崎県から『高次脳卒中センター』の認定を受けています。

脳卒中の患者さんには腎臓、心臓、肺、その他に病気のある人や高血圧・糖尿病のコントロールが不十分な人が多くいます。そのため、脳卒中の治療とともに全身の重篤な合併症に対しても治療が必要な場合が少なくありません。また、妊産婦や小児、その他の特殊な状態の脳卒中にも迅速に対応しなければなりません。
当院はその対応に必要な全ての診療科を備える施設であり、現在、脳神経外科と脳神経内科がひとつのチームとして脳卒中診療、脳卒中に関する教育に取り組んでいます。

高次脳卒中センターの特色

(1) 治療方針の決定:脳卒中診療では薬物治療と外科治療を使い分ける必要がありますが、その判断は極めて重要であり、高度な専門知識を要します。高次脳卒中センターでは的確に治療方針を決定します。

(2) 超急性期脳梗塞治療:脳梗塞では、発症後4.5時間以内であればtPAという薬剤で血栓を溶かすことや8時間以内(条件付きで24時間以内)であれば血管の中にカテーテルをいれて血栓を取り除くことができる場合があり、常時対応できる体制をとっています。

(3) 脳卒中専門医育成・初期研修医教育:当院は多くの研修医を受け入れている教育病院です。また当院は『日本脳卒中学会認定教育研修病院』に認定されており、高次脳卒中センターでは脳卒中専門医育成をさらに強化します。

(4) チーム医療強化:看護師、リハビリテーションスタッフ、薬剤師、検査技師、医療ソーシャルワーカーなど脳卒中診療に関わる全ての医療スタッフの教育を充実し、チーム医療の実践を図ります。さらに病院スタッフの他、救命救急士も参加した脳卒中勉強会・症例検討会を1回/月開催しています。

スタッフ紹介

役職名称 氏名 部署・資格等
センター長 岩永 充人 脳神経外科 管理診療部長
日本脳神経外科学会専門医・日本脳卒中学会専門医
副センター長 藤本 武士 脳神経内科 診療科長
日本神経学会専門医・日本内科学会総合内科専門医
副センター長 山口 将 脳神経外科 医長
日本脳神経外科学会専門医・日本脳卒中学会専門医
副センター長 岩田 千賀子 5階西病棟 看護師長

 

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