嘉村先生の研修医講義【Part.4】
今月の講義内容は災害医療とDMATについて。
DMATとは、「災害急性期に活動できる機動性を持ったトレーニングを受けた医療チーム」と定義されており、医師、看護師、業務調整員(医師・看護師以外の医療職及び事務職員)で構成され、大規模災害や多傷病者が発生した事故などの現場に、急性期(おおむね48時間以内)に活動できる機動性を持った、専門的な訓練を受けた医療チームです。 Disaster Medical Assistance Team の頭文字をとって略してDMAT(ディーマット) と呼ばれています。
佐世保市立総合病院も東日本大震災の際は、被災県の要請に基づきDMATを派遣し、支援活動を行ってきました。
災害医療についての講義を受けた後は、DMAT役と傷病者役に分かれて実際にシミュレーション。
事務も傷病者役として参加させていただきました!!
DMAT役の研修医はさまざま症例に対し医療情報の収集と伝達、トリアージ、応急治療、搬送など慣れない状況の中で一生懸命対応されていました。