〒857-8511 長崎県佐世保市平瀬町9-3
TEL:0956-24-1515(代表) / FAX:0956-22-4641

がん相談支援センター

がん相談支援センター

当院では地域がん診療連携拠点病院の整備指針に対応し、がん相談支援センターを設置しています。
当院の受診の有無にかかわらず、がんと診断された患者さんやご家族のみなさんが安心して治療や療養をしていただけるように、がんに関する様々な疑問や不安、悩みについてご相談をお受けしています。
当センターでは個々の診断や治療についての判断や評価は行いませんが、相談された方の疑問にお答えし、ともに考え、一般的ながん情報の提供や患者さんの社会的かつ心理的な支援を行います。

対 象 当院の受診歴を問わず、どなたでも相談できます
※当院入院中の患者さんやそのご家族は病棟の看護師にご相談ください
日 時 平日8時30分~17時15分
※祝日や年末年始はご相談いただけません
場 所 緩和ケア外来内(1階内科外来横)
対 応 看護師、医療ソーシャルワーカー
※がん相談員基礎研修(1)~(3)を受講した相談員が対応します。
費 用 無料
方 法 対面または電話
電 話 ☎0956-24-1515(代表)
※電話交換の担当に「がん相談」につなぐようにお伝えください
その他 予約は不要ですが、事前にご予約いただければ待ち時間を短縮できます

がん相談支援センターのMAP

業務内容

がん相談支援センターでの対応

相談は匿名でも承ります。
治療や療養に伴う疑問や不安、生活のことなど、相談をお受けした内容を相談者の同意なしに、担当医や病院のスタッフを含め、ほかの方に知られることはありませんので、ご安心ください。
また、ご希望や必要に応じて院内の認定看護師や医師と連携しながら皆様を支援していきます。

がん全般に関する一般的な情報の提供

がん相談支援センターは1階内科外来の横の緩和ケア外来の中にあり、がんの予防やがん検診、がんの治療に関する情報など、がん全般に関する相談へ対応を行っています。

セカンドオピニオン

当院でのセカンドオピニオンだけでなく、セカンドオピニオンの提供が可能な医師や医療機関を紹介し受診までの手配を行います。
※セカンドオピニオンとは、診断や治療選択などについて、現在診療を受けている意思とは別に、違う医療機関の医師に対して第2の意見を求めることです。

療養上の相談

告知後の不安や生活する上での食事や活動についての情報提供などを行っています。必要時は専門部署と連携した対応が可能です。できる限り患者さんご本人が自分らしく過ごすことができるよう専門部署と連携し、療養場所の調整も行っています。

アピアランスケア

アピアランスケアは、がんやがんの治療に伴うアピアランス(外見)上の変化による気持ちのつらさを和らげるケアのことです。脱毛に対するウィッグなどをご存じの方が多いですが、爪や皮膚などのケアもあります。外見が変化しても必ずアピアランスケアを行わなければならないということはなく、治療等により変化した外見であっても、そのままでいいという気持ちを大切にし、あえてケアを行わない方もいらっしゃいます。もし、治療等による外見上の変化がつらい、治療に対して気が進まないなどと思われるのであれば、一度、アピアランスケアについて、私たちにご相談ください。

患者サロン

がん患者さんまたはその家族が一堂に会し、悩みを共有したり、日頃、口にできない思いを述べる場として、患者サロンを不定期に開催しています。テーマは毎回異なり、過去に参加した方の要望などをもとにテーマを決めています。参加を希望される方や患者サロンの内容を知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。

詳細はこちらをクリック
参加者 がん患者さんまたはその家族、ピアサポーター
参加方法 予約優先
当日参加枠に空きがある場合は、予約のない方もご利用いただけます。
お問い合わせ がん相談支援センター
☎0956-24-1515 ※電話交換の担当に「がん相談」につなぐようにお伝えください

就労支援

ハローワーク佐世保と連携し、仕事と治療の両立に悩んでいる方のご相談を受け付けています。
出張相談のご利用を希望される方は、がん相談支援センターへ電話でご相談ください。

詳細はこちらをクリック
ハローワーク出張相談
日時 毎週金曜日
相談員 ハローワークの専門相談員
利用 予約優先
※当日枠に空きがある場合は、予約のない方もご利用いただけます
お問い合わせ がん相談支援センター
☎0956-24-1515 ※電話交換の担当に「がん相談」につなぐようにお伝えください

妊孕性温存療法

長崎県では令和3年度から小児・AYA世代のがん患者等の妊孕性温存療法研究促進事業が開始されています。当院では、長崎大学病院等の認定施設と連携しつつ、患者さんの支援を行っています。
詳細については、長崎県のホームページをご覧ください。

長崎県小児・AYA世代のがん患者等の妊孕性(にんようせい)温存療法研究促進事業

がん相談実績

2021年がん相談実績
相談内容 件数
がんの治療 228件
がんの検査 74件
症状・副作用・後遺症 101件
妊孕性・生殖機能 4件
アピアランスケア 28件
セカンドオピニオン(一般) 32件
セカンドオピニオン(受け入れ) 8件
セカンドオピニオン(他へ紹介) 42件
治療実績 0件
臨床試験・先進医療 12件
受診方法 210件
転院 17件
医療機関の紹介 57件
がん予防・検診 9件
在宅医療 189件
ホスピス・緩和ケア 104件
食事・服薬・入浴・運動・外出など 10件
介護・看護・養育 52件
就労 46件
学業 1件
医療費・生活費・社会保障制度 236件
補完・代替医療 5件
生きがい・価値観 1件
不安・精神的苦痛 129件
告知 3件
医療者との関係・コミュニケーション 89件
患者と家族間の関係・コミュニケーション 41件
友人や知人、職場との関係・コミュニケーション 10件
患者会・家族会(ピア情報) 8件
不明 0件

Q&A よくあるご質問

以下に内容を確認したい項目がありましたら、該当の項目をクリックしてください。
クリックすると回答が表示されます。

 

Q. 誰が相談できますか?

A. がんの診断を受けた患者さん、そのご家族、地域の医療福祉関係の方などが相談でき、当院の受診の有無は関係なく、ご相談いただけます。

Q. どんな相談ができますか?

A. これからがんとうまく付き合っていくために必要なことなら何でも相談できますが、次のようなことで相談されることが多いです。
「気持ちが落ち着かず、家事や仕事に手がつかない」
「病気についてわからないことを、誰に聞いたらいいのか分からない」
「医療費はどのくらいかかるのか知りたい」
「高額療養費のことを教えてほしい」
「退院してからどう過ごしていいか分からない」
「家族に負担をかけたくない」
「緩和ケアについて知りたい」
「病気が進んで自宅での介護はどうしたらいいか知りたい」
「担当医に言われた治療以外にどんな治療法があるのか聞きたい」

Q. 誰が相談に乗ってくれるんですか?

A. 当センターには看護師と医療ソーシャルワーカーが在籍しています。
内容に応じて、医師や認定看護師、薬剤師、管理栄養士をはじめとする院内の専門職種と連携し対応いたしますが、場合によっては、当院以外の最も適した機関をご紹介させていただくこともあります。
相談方法は対面もしくは電話です。メールやFAX等での相談は現在、お受けできませんので、ご了承ください。
※相談内容について秘密は厳守します。また、相談したことで不利益が生じないよう配慮いたします。
※個人情報に該当する内容は、患者さんご本人の同意がない限り、お答えはしておりません。

Q. どこに行けば相談できますか?

A. がん相談支援センターは、当院の正面玄関を入って左に進んでいただき、左手にある緩和ケア外来の中の奥の部屋にあります。お越しの方は、大変お手数ですが、緩和ケア外来のドアを開けていただいて一言お声がけください。お声がけいただいた後にがん相談員がお迎えに上がります。

 

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