一般撮影部門
一般撮影
一般撮影部門は、胸部・腹部撮影や、全身の骨・関節部の撮影、ポータブル撮影や手術室撮影、また骨塩定量測定等を担当し、全てデジタル画像撮影装置が導入されています。
2019年9月、全撮影室に、FUJIFILM社製一般撮影用DRシステムを導入致しました。
FPD装置の特徴
FPDとは、フラットパネルディテクタの略で、体を透過したX線をこのFPDで受けとり、デジタル画像としてレントゲン写真を作り出す装置です。従来のレントゲン写真に比べ、より高精細なレントゲン写真を得ることが出来ます。
特徴
- 1.撮影時間が短くなり、患者様の負担軽減
- 撮影後、すぐに画像を確認できるため、複数の撮影がある患者様の撮影も、スピーディーに撮影を行うことが出来ます。
- これにより、撮影時間の短縮、患者様の待ち時間の短縮につながります。
- 2.被ばくの低減
- 従来のCRシステムと比較し、FPDは感度が高いため、以前の40%程度の少ないX線量で撮影することが可能です。
- これにより、患者様のレントゲンによる被ばく低減ができるようになりました。
- 3.高精細画像で、正確な診断
- 画像処理技術(ダイナミック処理)により、今まで見えにくかったところもはっきり見えるようになり、正確な診断ができます。
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長尺用DR装置
- 全脊椎撮影や、下肢全長撮影などの長尺撮影専用のシステムです。
- 1台の撮影台でパネルを入れ替えることなく撮影することができます。
- 一般撮影と同じタイプのFPDが搭載されており、低線量かつ、画像処理技術(ダイナミック処理)により正確な診断が可能です。