〒857-8511 長崎県佐世保市平瀬町9-3
TEL:0956-24-1515(代表) / FAX:0956-22-4641

MRI部門

MRIとは

  • MRIとは、Magnetic Resonance Imaging(磁気共鳴画像)の略語で、
  • MRIは生体内に多量に存在する水(正確にはプロトン)の磁場の変化を信号として検出し、
  • コンピューターで計算して体内のあらゆる断面を再構成することができます。
  • 強力で大きな磁場の中に入って撮影する検査で、放射線を用いない為、
  • 検査を受ける患者さんは放射線被ばくを心配する必要がありません。

 

  • 但し、以下の項目に該当する方は撮影不可もしくは撮影を受けられない可能性があります。
    ・心臓ペースメーカー、人工内耳を装着している方
    ・金属製の心臓人工弁を入れている方
    ・人工関節などの金属類を体内に埋め込まれている方
    ・脳動脈瘤の手術により、金属クリップを入れている方
    ・妊娠中の方
  • ・閉所恐怖症の方
    ・じっとしていることが困難な方 (小児など)

 

検査しやすくなりました

当院平成31年2月より稼働した3.0T-装置導入に伴い、Sensavue SystemによるDVDによるシアター環境でのMRI検査が受けられるようになり、MRI検査での閉所恐怖症の患者さんやお子さんにも安心して検査を受けていただけます。
また、小さなお子さんにおいては、従来鎮静剤を用いて検査を行っていたのが、Sensavue System導入により、年齢にもよりますが、鎮静剤を用いずに検査を行う事も可能になりました。検査当日はお好きなCD、DVD等持参して頂いても結構です。但し、検査部位により見られない場合もありますので、検査予約の際にご確認下さい。
映像システム(SensaVue)01映像システム(SensaVue)02

最新の寝台マットレスで快適に検査できます

MRI検査は、検査中動かないことが大切ですが、同じ姿勢を長時間保つのが困難な患者さんにはストレスがかかる検査でもあります。当院のMRI装置(Philips社製 Ingenia Elition 3.0T)では、そのストレスを低減する為に、ドイツの寝具メーカーと共同開発したComfortPlus Mattress(コンフォートプラスマットレス)を使用し、快適性を実現しました。同じ姿勢が維持困難な方また痛みで長時間維持できるか不安な方は遠慮なくお問い合わせ下さい
MRI装置(Philips社製 Ingenia Elition 3.0T)

 

 

当院の装置

 MRI装置2台(3.0T-MRI装置×1台,1.5T-MRI装置×1台)

MRI装置2台(3.0T-MRI装置×1台,1.5T-MRI装置×1台)01

MRI装置2台(3.0T-MRI装置×1台,1.5T-MRI装置×1台)02

MRI検査画像

MRI検査画像01MRI検査画像02MRI検査画像03MRI検査画像04MRI検査画像05

心臓MRI検査

  • 心臓 MRI 検査では、心機能評価や,シネ MRI による局所壁運動の評価,心筋 Perfusion 検査による虚血心筋 の評価,そして遅延造影による梗塞心筋の壁内伸展の程度による血行再建後の壁運動回復の程度の評価などが可能です。
  • 心臓MRI検査画像

 

  • MR Elastographyとは

  • 非侵襲的に肝臓の繊維化程度を定量可能な技術です。
  • 肝臓の繊維化の診断は、肝生検等の侵襲的な手法が一般的ですが、MR Elastographyでは 非侵襲的な診断が可能になります。特殊な外部刺激装置を用いて肝臓に振動を与えながら撮像をおこない、肝臓の繊維化を定量的に評価することができます。

MR Elastography01

MR Elastography02

 

 

  • APT

  • Chemical exchange saturation transfer(CEST)imagingは、MRIにおける分子イメージングの手法であり、その代表的なものにamide protontransfer(APT)imagingがある。MRIはプロトン密度と緩和時間に基づいた画像コントラストを得るのに対し、APT imagingでは可動性タンパク中のペプチド(アミド基)の濃度と交換速度に基づくコントラストが得られ、脳腫瘍の悪性度判定や放射線壊死と脳腫瘍再発との鑑別などに応用されている。
  • APT

戻るこのページの先頭へ