リハビリテーション科・リハビリテーション室
■特徴・方針等
急性期病院としての入院患者さんを中心としたリハビリテーションを提供します。急性期のリハビリテーションとして、ICU・HCUからのリハビリテーションを開始し早期離床、機能回復、改善、合併症の予防に積極的に取り組んでいます。また、多くの診療科と多職種間カンファランスへ参加し、情報の共有に努めています。
■診療科の概要
医師1名、理学療法士15名、作業療法士5名、言語聴覚士3名、視能訓練士3名のスタッフ構成です。関係する診療科として、整形外科、脳神経外科、脳神経内科、心臓血管外科、循環器内科、形成外科、呼吸器内科、呼吸器外科、消化器外科、小児科等、あらゆる診療科より依頼を受け、発症早期、術後又は術前よりリハビリテーションを開始しています。また、当院はがん診療拠点病院であることから、がんのリハビリテーションも増加しています。急性期リハとしてICU専従理学療法士を配置しています。
■取り扱う主な疾患
・脳出血、脳梗塞等の脳血管疾患
・脳腫瘍、変性疾患等
・骨折、靭帯損傷、外傷等の運動器疾患
・人工関節置換術後
・心筋梗塞、心不全、開心術後、人工血管置換術後の循環器疾患
・呼吸器疾患
・外科系の周術期患者
・がん疾患等によりADLが低下した状態
■主な診断・治療法
発症早期より開始し、早期離床の取り組みを行っています。施設基準として脳血管疾患等リハビリテーション(Ⅰ)、運動器リハビリテーション(Ⅰ)、呼吸器リハビリテーション(Ⅰ)、心大血管疾患リハビリテーション(Ⅰ)、廃用症候群リハビリテーション(Ⅰ)、がん患者リハビリテーションを取得しています。また、心臓リハビリテーションを行っている施設として登録しています。
■実績
令和5年度リハビリテーション実患者数
名称 | 実患者数 |
---|---|
脳血管リハビリテーション | 598 |
廃用症候群 | 533 |
運動器リハビリテーション | 350 |
心大血管リハビリテーション | 406 |
がんリハビリテーション | 903 |
呼吸器リハビリテーション | 522 |
総計 | 3,312 |