心臓血管外科
■特徴・方針等
当院では、県北地域での救急疾患の搬送が多く、心臓血管外科領域では治療開始までの時間が生死を含めた予後を左右する症例も多いため、循環器内科とも密に連携し、迅速に対応して参ります。
■診療科の概要
冠動脈バイパス手術や弁膜症手術、大動脈瘤や大動脈解離、末梢血管の手術を主に行っています。近年、対象となる患者さんも高齢化し、様々な合併疾患を有する患者さんが増加してきています。患者さんの状態を十分に考慮し、適応を検討した上で、その人に最もふさわしい治療を選択し、手術方法を決定します。
■取り扱う主な疾患、治療法
1) 虚血性心疾患に対する冠動脈バイパス手術、心筋梗塞合併症に対する手術 2) 心臓弁膜症に対する人工弁植え込み手術、弁形成手術、低侵襲心臓手術(MICS) 3) 大動脈瘤に対する人工血管移植手術、ステントグラフト内挿術 4) 閉塞性動脈硬化症に対する血行再建術(バイパス移植、カテーテル治療) |
■実績
<診療実績>
●心臓・胸部大血管手術の内訳(単位:件)
令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | |||
---|---|---|---|---|---|
冠動脈バイパス(心筋梗塞合併症) | 47 | 34 | 40 | ||
弁置換(弁形成) | 28 | 26 | 26 | ||
胸部大動脈瘤 | 20 | 19 | 34 | ||
冠動脈バイパス+弁置換(弁形成) | 4 | 10 | 10 | ||
冠動脈バイパス+胸部大動脈瘤 | 0 | 0 | 4 | ||
弁置換(弁形成)+胸部大動脈瘤 | 2 | 2 | 2 | ||
先天性その他 | 1 | 1 | 2 | ||
総手術症例数 | 102 | 92 | 118 |
●腹部大動脈その他末梢血管手術の内訳(単位:件)
令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | |||
---|---|---|---|---|---|
腹部大動脈瘤(うちステントグラフト) | 29 (19) | 27 (19) | 34 (20) | ||
下肢血行再建術 | 16 | 10 | 7 | ||
末梢血管その他 | 4 | 1 | 8 | ||
総手術症例数 | 49 | 38 | 49 |
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