消化器外科・一般外科
■特徴・方針等
消化器外科では、上部消化管、下部消化管、肝・胆・膵領域でのがん疾患を中心とした診療、そのほか減量・代謝改善、一般外科の手術治療に対応しています。各疾患の治療ガイドラインを遵守し、安全な医療の提供と患者さんの体への負担が少ない低侵襲手術「腹腔鏡手術」を積極的に導入、抗がん剤治療や放射線治療など集学的治療に取り組んでいます。
高度な医療を提供するとともに患者さんが安心して治療を受けていただけるように内視鏡外科の技術認定医をそれぞれの領域に配置しています。
①食道癌の集学的治療と手術の単独施設での実施
これまで長崎大学病院と連携して、化学療法や放射線治療を組み合わせた集学的治療と手術を行ってきましたが、当院だけこれらの治療が行える体制を整備しました。
②ロボット支援手術の導入
上部消化管、下部消化管、膵臓、肝臓の領域に導入
ダヴィンチ特設ページ
ロボット支援手術ダヴィンチリーフレット
③減量・代謝改善手術の導入
肥満症が関連する疾患の改善のために内科領域などと連携したチーム医療の提供と手術の導入
減量・代謝改善手術特設ページ
減量・代謝改善手術リーフレット
④ゲノム医療
がんゲノム医療連携病院に認定され、ゲノム医療に取り組んでいます。がん遺伝子パネル検査においては
有効な結果をもたらした場合もあります。
ゲノム医療センター特設べージ
⑤外科専門研修プログラム基幹施設立ち上げ
外科専門医研修プログラム基幹施設として認定され、当院を基幹とした病院群(5施設)での
専門医の育成を開始しました。初年度に1名、2023年度に2名、2024年度に1名の専門医研修登録がありました。
佐世保市総合医療センター外科専門研修プログラム
治療対象疾患
悪性疾患 | 胃癌、大腸癌(大腸腫瘍)、肝癌(原発性、続発性)、胆道癌、膵癌、膵嚢胞性腫瘍、 神経内分泌腫瘍、消化管GIST |
|||
良性疾患 | 胆石症、鼠径ヘルニア、虫垂炎 |
■診療体制
外科の診療体制は、消化器領域、一般外科、小児外科の疾患に対して専門医が担当する体制を取っております。
◆消化器領域
領域 | 医師名 |
肝・胆・膵 | 角田 田中 池田 |
上部消化管 | 荒木 若田 |
下部消化管 | 久永 石井 |
減量・代謝改善 | 荒木 |
◆一般外科
浦川 小野 横山
◆小児外科
月に1~2回長崎大学腫瘍外科・小児外科専門医 山根
外来担当表←こちらから
■実績
■施設認定
当院はがん診療連携拠点病院に指定されており、外科における各学会の認定、指定施設は以下の通りです。従って当院外科で研修することで、各学会の専門医・認定医を取得することが可能になります。
認定・指定施設一覧
・日本外科学会専門医制度修練施設
・日本消化器外科学会専門医修練施設
・呼吸器外科専門医合同委員会認定修練基幹施設
・日本乳腺学会認定医専門医制度認定施設
・日本消化器病学会認定医制度認定施設
・日本消化器内視鏡学会認定指導施設
・日本がん治療認定医機構認定研修施設
・救急科専門医指定施設