緩和ケア科
■特徴・方針等
がんなどの生命を脅かす可能性のある疾患に罹患した患者さん・ご家族に発生した様々な「つらさ」に迅速に対処します。多職種と連携し、治療のスムーズな進行や住み慣れたご自宅での「くらし」のサポートを行います。
■診療科の概要
がんの診断時から発生する、主に身体的な苦痛症状(痛み、息苦しさ、吐き気、便秘、体のだるさなど)の治療を行います。また、がん以外にも進行した循環器や呼吸器疾患に伴う痛みや息苦しさなどの苦痛症状の緩和を行います。さらに多職種と協働することによりこうした患者さん・ご家族の様々なつらさ(身体的、精神的、社会的、スピリチュアルな問題)を改善し、くらしをサポートします。
■取り扱う疾患
・がんの診断時からの苦痛症状: 痛み、息苦しさ、吐き気、便秘、からだのだるさなど
・慢性呼吸器疾患・循環器疾患の経過中に発生する、原因に対する治療だけでは改善できない胸痛や息苦しさなどの苦痛症状
■主な診断・治療法
・日本緩和医療学会が作成したがん疼痛、呼吸器症状、消化器症状緩和のためのガイドラインに則った診断および薬物療法
※難治性疼痛に対する神経ブロック等については、当院では実施していません。長崎大学病院と連携し、対応していますので、ご希望の方はお問い合せ下さい。